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ねい
2019年1月13日 00:49
「あなた、この光をみて何を思うの?わたしはね、ご飯のことばかり。」 そう話すのは30代の女性でした。小さな子どもがいるのかなとおもうような顔つきをしてして、染めていない髪を1つに縛っています。 黒いジャンパーコートのような大きな上着とジーンズ、その足元には、、、うーん、長いこと使い込んだとみられる、元の色がわからないスニーカー。 薬指の指輪に、すっぴんは童顔で、黒目がちの目だけを見れ
2019年3月17日 23:57
どの文章も書き終わらなくて困っている。分岐が次々と生まれ、あちらこちらに向かう電車は増え続け、いつのまにかどこかへ去ってしまう。乗りかけた乗客を置き去りに。そんなこんなで、いくつもの下書きが眠ったまま、鍵のかかったロッカーで借り主を待っている。どこで鍵を落としたのだろう。ポケットを叩いてもビスケットひとつ出てこない。いつのまにか列車とホームの隙間に、落としたのかもしれない。この動かない