本当にあった怖い話❷
アクアリウムの怖い話を聞いたことはありますか?
水槽に泳ぐ魚たちに癒やされる人も多いですが、実はアクアリウムにも怖いエピソードが存在します。
「夜中に突然水槽が光出した。」
「水槽の中から『…た……助けて…』と今にも消え入りそうな不気味な声が聞こえた。」
「水槽に何気なく目をやると、飼育している魚の集団が一斉に飼育者の方を凝視していた。」
などなど、不可思議な現象を目の当たりにしたアクアリストは少なくありません。(妄想)
命を育む水槽内の水を介して、現し世と常世、見える世界と見えない世界が繋がっている為、この様な超常現象はごくごく普通に起こるそうです。(嘘です)
あなたの家の水槽はどうですか? 今まさに恐ろしい事が起きているのかもしれませんよ。
今回はそんなホラーアクアリウムのお話です。
ポタッ ポタッ ポタッ 断続的続く音。
これは聞いた事がある音だ。
ポタッ ポタッ ポタッ
子供の頃によく誘拐される夢を見ていた。
その夢の中で刺されてしまう事もあった。
ポタッ ポタッ ポタッ
あまりにも頻繁に誘拐されたり、刺される夢を見ていたからなのか、ある時から夢の中でこれが夢であると認識できるようになった。
「あぁこれってまた夢の中だな」
そう感じると、パッと目が覚めて、自分の意思で悪夢を終わらせる事ができた。
ポタッ ポタッ ポタッ 音は続いている。
これも夢の中なのか?
いや、違う! 現実だ!
パッと目が覚める。
部屋の中に水溜りが出来ている……
あまりにも恐ろしい光景に、そのままもう一度寝てやろうかという考えも頭をよぎります。
水換え時に点滴法で足し水をしています。
点滴法は水がゆっくりと足される為に、生体への負担が少ないと言われています。デメリットは時間がかかる事で、よくその最中に寝落ちしてしまいます。
室内で一番大きい30㎝キューブは排水した分だけ給水する水を用意しているので、水漏れはありません。ただ小さい水槽はすぐに水も貯まるので、その辺は気にせずに10ℓのバケツに貯めた水から給水しています。当然小型水槽の容量より多い水量です。
そうすると何が起こるかと言えば、水槽から水が溢れ、床にポタポタと流れ落ちていきます。すぐに目が覚めて気がつく事もあれば、床がびしょ濡れになっている事もあります。おそらく一ヶ月に一回以上は水漏れ事故で床を濡らしています。そして繰り返し起こす失敗に夜な夜な枕を濡らしています。
ただ、これはこの後に起こる恐ろしい出来事の前触れでしかありませんでした……
夏の雪を見た事がありますか?
我が家ではカウンターテーブルの下が水槽スペースになっています。横並びに棚を作り水槽を並べ、その前には低反発のキッチンマットを敷いています。多少水を溢しても拭けば良いだけですし、水槽を見たり、世話をする時に膝立ちしてもクッション代わりとなり、重宝しています。
材質的に床に密着しているので、フローリングとマットの境目位に水を溢しても、マットの下に水が入る事もなかったので、マットを退けて掃除することは無かったのですが、ある時マットの位置を変えようとめくってみたところ………
白い雪が積もっていました………
黴です………
フローリングの板も変色しています………
少量なら問題無かったですが、水溜りレベルの水はマットの下にも染み込んでいた様です。とりあえず、アルコールで拭き取りしたら、カビも無くなり、床の変色も乾燥したら直ったので、事なきを得ました。
水溜りレベルの水漏れはきちんと拭き取りしようと思いました。
以前にヒメタニシが謎の繁殖で増えた事を書きましたが、最近再びヒメタニシが稚貝を産みまくっています。増殖しすぎて驚愕です。
ヒメタニシは食べ残しの餌や苔を食べてくれたり、濾過摂食により、水槽内の有機物や植物プランクトンを濾しとる働きがあります。繁殖にはオス・メスが1体ずつ必要と記載しているネット情報をいくつか拝見したので、水槽に1匹だけ入れておけば、メダカのタンクメイトとして最適と思い導入しました。
ところが5月に4匹増え、7月に4匹増え、8月に16匹増え、合わせて24匹増えてしまいました。元々はタライとビオトープにだけ入れる予定で導入しました。購入時にすでに稚貝を持っている可能性もあるので、その場合は16ℓ容器にも入れようと思っていましたが、家にある全ての容器に1匹ずつヒメタニシを入れても余るようになってしまいました。
オスメス揃ってないのに何故繁殖するんだろう? そう思い調べていくと、「メスはオスの精子を体内に蓄積して、自分のタイミングで何度も産むことができます。」との情報が‼︎ という事はまだまだ増える可能性もあるんですね………。
ヒメタニシはタンクメイトとしては優秀ですが、1匹でも増える可能性はあります。注意してください。
もし購入を検討されていて、あまり増やしたくないなぁと思われる方はオスのみ購入してください。オスは片方の触角がカールしているので、判別は容易です。ただ、安い値段で売られているので、店員さんにオスだけくださいって言うのも、気が引ける感じもします。
とりあえず、これ以上は増えない様に祈りながら、毎日怯えて過ごしています。
我が家のメダカユニット YGM の略歴
2024年8月17日
・痩せ細った3人のメダカが、ユニットを結成し、将来的には健康な体型のメダカを目指してデビュー。
2024年8月22日
・方向性の違いからメンバーの1人が脱退。(あの世へ)
2024年9月6日
・メンバーの1人がSNS上で突然の脱退表明をした後に失踪する。神隠しにあったと言う噂も。(あの世へ)
最終的にソロ活になってしまいました。
残ったヒレ長くんは少しふっくらしてきている様な気もしますが、PPM(プリプリメダカ)への道のりは長そうです。
アクアリウムとは異なりますが、僕はニホントカゲとカブトムシの飼育もしています。どちらも次男が飼いたいと言い、家にお迎えしました。一応お世話をしていたりもしますが、忘れる事も多い為、僕もエサやりや掃除等の世話をしています。カブトムシには昆虫ゼリーを与えています。
夜寝る前に餌のゼリーを足しておこうと、ケースを開けました。すると空になったゼリーの容器に黒い塊が入っていました。部屋の電気は消しており、水槽周りの明かりだけだったので、塊が何であるかはすぐに分かりません。容器を捨てる前に何が入っているのか確認しようと明かりのある方へ持って行ったら………
メスの頭部が容器の中に入っていました。
そんなに物事に驚いたりする事もない僕ですが、素で「うわっ!」って声が出ました。小学生の頃に河川敷でサッカーをして遊んでいた時に、ドーベルマンに追いかけられた時以来の恐怖体験でした。(ドーベルマンは遊んでいるつもりだったんだと思います)