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マリアージュKWF

2021年に作出されたメダカで、特徴にフィンフィンヒレヒレとある通りにヒレの美しさに特化したお魚です。初めて見た時はおぉ〜〜〜って感嘆いたしました。

メダカから始まった僕のアクアライフは、飼育している生体がメダカからエビや熱帯魚と水草へと対象が移りつつありました。このマリアージュKWFの存在はそれを再びメダカ中心へと戻すほどの魅力を感じるものでした。

作出されたのは2021年の事ですが、僕がこのメダカを飼育し始めたのは、2022年の秋頃です。とあるメダカイベントで見かけて、画像で見たあの感動をあの衝撃を思い出して、購入に到りました。まぁ値段も落ち着いていたのが、一番の購入理由ではありますが。

メダカは値崩れが激しい魚でありまして、最初に販売された個体が何百万、何十万と値がついても、そこから数ヶ月も経つともう数万円で購入でき、そこからさらに月日が経つと数千円で購入できる事も珍しくありません。メダカは設備(加温や明かり)さえあれば、季節を問わず繁殖させる事が可能な魚なので、人気があればあるほど加速度的にその数を増やし、需要と供給のバランスで値段が落ち着いてきます。

もちろんその個体の完成度や美しさでも値段は変わりますので一概には言えない部分もあります。有名なブリーダーさんやメダカ屋さんが販売されている極上の個体やオリジナルの品種なんかは、高値で取引もされています。

そんなこんなでお値打ち価格で購入したマリアージュキッシングワイドフィン。尾ビレと背ビレが密着しており、その特徴をキスをする恋人に例えてキッシングワイドフィンと名付けられたそうです。従来のメダカに比べて尾筒と言われる部分が短く、尾の付け根が太くなっているので、ヒレが大きくなっても背曲がりしにくいと言われています。

ロングフィンの特徴を持つメダカは、遺伝以外にも飼育方法でヒレの伸びが変わるそうです。加温して20度後半に水温を保ち、適度に水流のある環境で飼育すると、よく泳いでヒレが綺麗になるみたいです。

初代と2世代目までは室内加温水槽で熱帯魚と混泳させて育てていたので、確かにヒレは綺麗な固体が多かった様に感じます。3世代目の現在は屋外の60ℓタライで飼育しており、横見でヒレの確認をしていないのでどうなっているのでしょう? 上見ではヒレもキレイに見えていましたが、現在はグリーンウォーターの底の方で姿も確認できないし、越冬中で掬い上げるのは忍びないので春になったら確認してみようと思います。

よく増えて、固定率も高くて、綺麗な素晴らしいメダカだと思います。

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