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労働と光合成
先日、春発売予定のスガシカオさんのアルバムタイトルが発表された。
労働なんかしないで 光合成だけで生きたい
言葉にならない衝撃。
CDが売れない時代と言われているが、このタイトルなら、タイトル買いの人もいるのではないか。
収録曲の発表やCD発売の前にタイトルの意味を自分なりに考えてみたい。
なぜ、このタイトルにひかれたのかということを。
労働という言葉にまとわりつく印象のなかに、搾取や忍耐や理不尽がある。
光合成で生きている植物は、動物に比べれば奪い合うことなく生きているのではないだろうか。
光合成だけで生きられたら、無駄な争いがない世界になるのでは。そんな世界に生きていたい。
光合成で思い出したことがある。
「続・ゆっくりいそげ」の著者、影山知明さんがおっしゃっていた「種をまかれた場所でしか生きられないのに、ちゃんと成長している。植物はすごい。」というお話。
植物のように生きること。
それはどういうことなのか。
興味を持ち始めていたことと関係がありそうなタイトルだったから、衝撃が強かったのだと思う。
完成したアルバムの感想は全く別のものになるかもしれないけど、ひとつの言葉として忘れられないタイトルになりそうだ。
発売を心待ちにしている。