[OldCityBoy的「カルチャー」考察] 生物として可愛すぎる58歳、沢口靖子
実は3か月に１本程度の頻度で演劇を見ているゴリゴリ理系です。
初めはアングラ演劇ばかり見ていましたが、役者をされていた会社の先輩からメジャーを見るように薦められ、最近はその先輩と一緒にメジャー作品を鑑賞しています。
が、勝率(満足できる作品だったという意味)は悪く、このブログに書くネタにすらならなかったのですが、現在公演している"パートタイマー・秋子"はよかったです！
最近の演劇鑑賞はずっと敗戦が続いていたので、今回はかなり保守的な選び方をせざるを得ず、"パートタイマー・秋子"は、
・永井愛さんの脚本ならば間違いないだろう(今回は演出も担当)
・生瀬勝久さんが出ている演劇なら面白いはずだろう
より選びましたが、期待通りの出来で、大変満足しました。
また、この劇を選んだ理由にはもう一つあり、
生"沢口靖子"を見てみたい！
がありました。
沢口靖子さんと言えば、自身の一回り上の世代にとっては"絶世の美女"なる存在なのかな～、と思っていますが、自身は子供のころ、
-独眼竜政宗
-竹取物語
を見ましたが、何が魅力的なのか・なぜそれほど騒がれたのか、さっぱり分からないままこの歳になりました。
ただ、ずっと第一で活躍されているだから何かあるはずで、生で見ると分かるかもしれない、という興味のもと、この演劇に挑みました。
で、この劇のオープニングから沢口靖子さんが出てくるのですが、それを見た瞬間、
かわいい～～～！！！
で頭が一杯になりました。
この"かわいい"ですが、なかなか言語化が難しく、女性としてかわいい、はもちろんあるのですが、それよりかは、赤ちゃんや小動物を見てかわいい～、な意味も大いに含まれており、まとめると
存在自体がかわいい！
もう少し補足すると、
生物として存在しているだけでかわいい！
な可愛さです。
この可愛さはテレビでは伝わらず、よって自身が沢口靖子さんの魅力が分からなかった理由なのですが、確かにこの可愛さがあれば、老若男女、皆、沢口靖子さんのファンになってしまうのが理解できました。
で、今何歳なんだ！？、と調べたところ、
衝撃の58歳…
見た目が若いのはもちろんあるのですが、
58歳であんなかわいい人類がいるのか！！！、
と思いつつ、
若いころはとんでもなかったんだろうな…、
と容易に想像がつきます。
ということで、
やっぱ持っている女優さんは凄いな…、
としみじみ思った演劇でした。