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[理系による「ファッション」考察] スタッフのマスク着用が世界で一番お洒落に見える店、メゾン マルジェラ 、なダダイズム

恵比寿を歩いていた時にたまたま通りがかったので、最近このブランド(自身の時はマルタン・マルジェラとしてでしたが)が、また流行り始めていることも含めてなんだか気になり、15年ぶりぐらいに店舗に入ってみました。

とても衝撃的だったのは、スタッフの方が白衣を着ているのは15年前も一緒ですが、今回はそれにプラスして白いマスクをしていることにあまりに違和感がなかったことです!

病院じゃないんですよ!世界でも最も認知度の高い高級衣料ブランドの路面店ですよ!、なツッコミも含めて、あぁ、マルジェラだな、と思った次第です。

で、いつも通り、マルジェラの何が凄いのかをmy執事(ChatGPT)に聞いてみて、そのあと、自身の考察を記載することにします。

まず執事によると、
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・独自性の追求:メゾン マルジェラは、常に独自性を追求し、従来のファッションの枠組みにとらわれない斬新なデザインを提供しています。例えば、彼らは衣服に新しい機能を追加し、衣服を切り裂いたり、再構築したりして、独自のアイデアを表現しています。
・良質な素材の使用:(省略)
・緻密な仕立て:(省略)
・環境問題への取り組み:(省略)
これらの要素が複合して、メゾン マルジェラの服は、高い品質と独自性を備えたファッションアイテムとして、世界中で愛されています。
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です。

自身の認識では、マルジェラは洋服にダダイズムを持ち込んだ、ことが革新的だった理解です。

まず、ダダイズムですが、意味があるように細工されているが実は無意味でくだらない、がその行為に意味を見出す試み、と自身は解釈しています。

例えば、下の有名なブーツですが、先頭が足袋のように割れています。が、特に靴を頻繁に脱ぐ習慣がない・下駄や雪駄という文化がない欧米においては、ブーツの先頭が割れていることは無意味・無用なのです。が、それをファッションとして認識する試みとしてのダダイズムを服で表現し、それを着用者に問いかけ、試します。

よって、スタッフが白衣を着ていることも、スタッフが着用中の販売したい服を敢えて白衣で隠す、という無意味・無用の行為の中で、意味を見出せる人が店舗に来てほしい、とのメッセージがあのユニフォームにある認識です。

で、これにマスクをつけると、もはや店舗に立つスタッフの個性・存在意義すら無意味・無用ととれるところが、大変興味深く、あぁ、マルジェラっぽいな~、と思った次第です。

ただ、残念だったのがスタッフが着用されているマスクは普通の市販のもので、統一感がなかったので、白衣に合うマルジェラ独自で作成した同じマスクをスタッフに着用してもらったほうがダダイズムとしてはより完成に近づいたかな、というつぶやきで今回は終わろうと思います。


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