はじめての沖縄~コザ
嘉手納町にある「道の駅 かでな」にはぐるーっと回って到着した。そう嘉手納基地をぐるーっと回って。
道の駅の名前に「基地」「Base」の文字はないが、基地を展望することをうりに人を集めるために建てられたのは間違いがない。軍事基地の中を、これだけ自由に覗けて良いのかと正直思うが、見られる側にも理由はあるのだろう。
道の駅には、平和学習展示室も設けられていて、嘉手納町の歴史が戦前から占領後、そして現在の状況まで詳しく学ぶことができる。
嘉手納高校の学生が作成した「基地のある街」という動画が観れます。その昔、自営してたお好み焼き屋のバイトさんがこの高校の出身でした。大阪で基地の話などしたこともなかったなぁとか考えながら、りえ元気にしているのだろうか。
すると突然、そんな郷愁の思いを切り裂くジェット音が!!映像からでない。基地からのリアルな音だった。
基地問題と観光産業が見事に一体化した施設だったなと思う。沖縄で有名なハンバーガ屋さんなどテナントも入っているので、ご飯食べながら日米安保を考えましょう。沖縄に行かれたらぜひ足を運んでください。バスでも行けますので。
ほぼ夕暮れと同時にコザに到着。老舗ホテル「デイゴホテル」に投宿。60年代ベトナム戦争、その米軍軍属向けに創業したホテルですが、その名残はあまり感じませんでした。
そして、夜のコザへ。かっての賑わいは今は昔。とはいえ、ここまで閑散としているとは・・・。若干の緊張感を感じながら今夜に決めていたおでん屋さんをめざす。
小町姐さんと地元の人といろいろ話ながらの素晴らしき夜でした。コザも週末は米兵も出てきて賑わうそうなので今度は週末に訪れよう。そして、このお店にはソフトバンクホークスの選手もご来店!育成時代の千賀投手や斎藤コーチも来られたとか。 おー、すごい!
音楽とアメリカ。酔いながらホテルまで徘徊
泡盛あんだけ飲んだのに「青いオリオンビール」を買ってw
思わず口ずさんだのは「フェンスの向こうのアメリカ」
この歌は沖縄でなく 柳ジョージが幼少の頃に経験した風景横浜・本牧ベースキャンプを歌ったもの。本牧の基地は返還され、この歌も懐かしい思い出として歌われている。たが、コザには、沖縄には広大な「フェンスの向こうのアメリカ」が今も残り続けている。
翌朝。次の目的地へ向かうバスの時間まで朝のコザを散歩。
そして 在沖米空軍嘉手納基地第2ゲート
コザも路地歩きが楽しかったです。最終日に行く那覇もそうでしたが、沖縄は路地裏がめっちゃいいのです。
と、駆け足でコザを抜けましたが
行かなあかんとこ、まだまだたくさんあるので絶対また行くコザの街。そんな次は絶対行く「シアタードーナツ」の前からバスに乗って次の街に向かいます。
今日は片道2時間超えのバス旅です。
辺野古まで沖縄を縦断しまーす。
つづく