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2007.08.02 北京(金山城、仔仔魚蝦烤坊、忘れ物)
2007年8月2日 金山城、仔仔魚蝦烤坊、忘れ物
七時に目が覚めた。パソコンをホテルのネットワークに繋いでシャワーを浴び、とりあえず 7-Eleven に水を買いに行く。
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九時朝食。部屋が気に入らないので替えてもらう。替えてもらった部屋はこのホテルを利用し始めて初のツインルームだったが、クィーンズベッドの方が部屋が広くて良かったかな。午前中はメールの処理と、ノートPCを持ってやってきた李さんのために臨時のパソコン教室。昼食は新世界別館の「金山城」で四川の火鍋。「金山城」に入ってから、2004年3月に当時は婚約中だった任科くん、李翼さんと一緒にこの店に来たことがあるのを思い出した。あの頃は未だ四川の辛さに慣れていなくて、ただただ辛かった記憶しかない。今回、再挑戦してみて、この味なら赤坂の火鍋屋の方がずっと辛くて旨いというのが実感。
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昼食後は昨日の疲れが出たのか眠くなり夕方まで一眠り。六時過ぎにサイトウさんを迎えにタクシーで王府井の「華僑大厦 (Prime Hotel)」へ。サイトウさんと合流してタクシーで東直門内大街鬼街の「仔仔魚蝦烤坊」で夕食。この店でサイトウさんに是非とも試してもらいたかったのがザリガニの唐辛子油炒めや、ナマズを焼いて唐辛子油で炒めた激辛料理。鬼街初体験サイトウさんも満足してくれた。
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エビとナマズで口の中をヒリヒリさせながら歌舞伎町へ。未だに都内で入手できないジェンガでひときわ盛り上がる。ホテルに戻りカメラを仔仔魚蝦烤坊に忘れたことに気づき于くんと一緒に再度鬼街へ。于くんはタクシーのドアを開けながら『もうカメラは無いですよ、諦めた方がいいですよ、でも念のために行ってみましょう』。出てきてから未だ三、四時間しか経っていない仔仔魚蝦烤坊に入ってゆく。店の奥にあるレジカウンターに向かって真っ直ぐ歩いて行くと、カウンターの周りにいたスタッフ嬢たちがしたり顔でこちらを見たので、カメラをとっておいてくれたなと直感した。
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カウンター下にある金庫の鍵を開けて出してくれた紛れもない愛機、奇跡だとは于くんのコメント。お礼をと申し出たら何か食べていってくれればいいと言う。苦しいお腹をさすりながらビール大瓶ニ本とつまみ代わりに皿料理をあれやこれやで50元(約800円)。
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ホテル前でタクシーを降りてポケットを探ると戻ってきたばかりのカメラがない。後で大きな声がするので振り返ると降りたばかりのタクシーの運転手氏が車の窓を下げて、こちらに向かって手を振っている。その手の中でカメラが揺れている。またしても奇跡だ。ポケットに入れたはずのカメラが座席に滑り落ちていたようだ。北京での「運」を今夜で使い果たしてしまったかもしれない。ホテルに戻り、念のためにメールをチェックして午前ニ時半にベッドに潜り込む。
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