2005.03.01: 北京(便宜坊烤鴨店)
2005年3月1日 北京支社、便宜坊烤鴨店
午後は宣武門西大街にある勤務先の北京事業所で打ち合わせ。事務所のある金隈大厦前まで送ってもらった車を松田さんと二人で下りる。私達とは別の予定を持つでBillさんとはここで別れる。
金隈大厦のドアを入るとホール中央に紅い液体のはいった振り子をゆったりと揺らしている大きな時計がある。天井まで届く大きさだ。どんな仕掛けで動いているのか今回はじっくりと観察してみた。サイフォンとシーソーと振り子を巧みに組み合わせている。時刻の表示も紅い液体の量で示している。
事務所に入ると挨拶もそこそこに、新しい製品に関して文字どおりケンケンガクガクが夕方まで続いた。相手は香港支社のアレックスさんと北京支社のシャロンさん、本社(台湾)のオースマンさん。
気がつくと会議室の窓の外では陽が落ちようとしている。事務所を出る前にジュディスさんに頼んで北京に来る度に会っている任科くんに連絡を入れ、明日の夜一緒に食事をする約束をする。夕方6時にホテルに迎えに来てくれることになった。
ホテルに戻るのに宣武門駅から崇文門駅まで地下鉄2号線(環状線)を利用する。料金は1号線に乗り換えなければ一律3元(約40円)、乗り換える場合は一律5元(約65円)。ホテルでビルさん、アレックスさん、オースマンさんと合流、松田さんのリクエストで夕食は北京ダックになる。
2004年3月にも行ったことのある便宜坊烤鴨店 (Bianyifang Kaoyadian) に行く。その時は SARS 騒ぎが治まっていなかったこともあって入口には大きく「衛生防疫標準」が掛けてあり客も少なくひっそりしていたが、一年後の今日は誰もそんな騒ぎがあったことを覚えていないようだ。1階の入口を入るとテーブルが空くのを待つ人達が名前を登録して待つほど混んでいる。それでも7、8分待っただけで席に着くことができた。それだけ店内が広いということなのだろう。
テーブルの上は次々に運ばれてくる料理でてんこ盛り状態。写真には見えないがスープやデザートもあってこの日の晩餐は一人当り110元(約1,500円)。明日は都合よく時間ができたので、これも松田さんのリクエストで万里の長城に行く予定。朝8時にホテル出発だが明日の晩は別のホテルに止まることになったので荷造りやらチェックアウトやらで少しせわしない。
【訪問先一覧地図】