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2008.02.14 北京(東交民巷、仔仔魚蝦烤坊)
2008年2月14日 東交民巷、仔仔魚蝦烤坊
六時起床。快晴。シャワー後に洗濯。昨日撮影した写真の整理とメールの処理。社内のメールによると日本海側は相当な雪が降ったようで、出張に出た社員が金沢で足留めを食っている。昨日、暗くて思うように写真を撮ることができなかった東交民巷を再訪。崇文門西大街から台基厂大街(台基厰大街)に右折する角から、南に伸びる祈念大街の奧に天壇の祈念殿の尖った屋根が霞んで見える。
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台基厂大街(台基厰大街)に入る(北上する)と右手に見えてくるのが「ベルギー大使館跡」。古い赤煉瓦の建物の横に設置された大きな白いパラボラアンテナが目を引く。
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台基厰大街をさらに北に進むと最初の四つ角が東交民巷との交差点で、その右角にあるのがカトリック教会「東交民巷天主堂」。北京で初めて教会を見た。教会内には人がいるようで門を訪れた人に対応するのが見える。
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この交差点で左折して東交民巷に入る。直ぐ右手が「フランス大使館跡」。左右を獅子像が守っている。門の前にある『全国重点文物保護単位 東交民巷使館建築群 法国使館旧址』という名盤を撮影しようと近づいたら、獅子像の後ろで立ち番をしていた門衛が威張りくさった身振りで『写真を撮るな』と言ってきた。そのまま引き下がるのは悔しいので、ゆっくりとした動作で手帳を取り出し名盤をメモしてきた。銘板を見る限りここは一般市民や観光客に開放されている。
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東交民巷を西にたどって進むと「フランス大使館跡」の先に「フランス郵政局跡」がある。低層の建物で白ペンキ塗りはこの辺りでは目立つ建物だ。今はレストラン「静園酒家」になっている。
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「フランス郵政局跡」の西側に赤煉瓦造りの「日本公使館跡」が見えてくる。
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東交民巷が正漢路とぶつかる四つ角の右側が日本の「正金銀行跡」。
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東交民巷を東に崇文門内大街に向かう。崇文門内大街にぶつかる手前、同仁同病院の真ん前で車の接触事故。当事者同士を囲んで大勢の野次馬が群がり通りかかった車が全く動かない。
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崇文門の新世界百貨店前で花を抱える若いカップルが目に入った。東京でも花束を抱える男性は珍しいがカップルで花束とは何事かと思ったら、彼らは通りかかる若いカップルに花を売ろうとしている花屋だった。今日は情人節(バレンタインデー)だった。 北京ではこの日に男女双方からそれぞれに花を贈るのがはやっているそうだ。しばらく見ていたが彼らから花を買う人を見ることはなかった。
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Solo II に戻ると于くんから電話があり一緒にランチに出る。行き先は「老北京炸醤麺大王」。二時頃までランチをとりながらノンビリ。于くんは普段はこんな時に見せたことのない生真面目な表情で自身の先行きについて語る。
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食後は Solo II に戻り部屋のオーナー孫さんを訪ね、于くんが預けた荷物を受け取って彼の部屋に。今夜合流する予定になっているサイトウさんが到着するまで自分の部屋でしばしウトウト。夜九時になってもサイトウさんとは連絡が取れなかった。于くんと二人で歌舞伎町で一時まで呑む。腹が減ってきたという于くんに引きずらられるようにして鬼街の「仔仔魚蝦烤坊」で夜食。
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一杯になった腹と眠い目をこすりながら Solo II に戻り、シャワーも浴びずに三時半就寝。長い一日だった。
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