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2007.03.30 北京(電子投票機、全聚徳)
2007年3月20日 電子投票機、全聚徳
朝のうち降っていた雨も家を出る十時過ぎには上がった。ウィークデイの昼前は電車の接続が悪く、京成線高砂駅で成田空港行きの特急に乗ったのは十一時。馬橋から高砂駅まで50分かかったのと同じだ。成田には十二時に到着。すぐにチェックイン、出国審査を済ませて免税店を冷やかしてぶらぶらする。
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14:55 成田国際空港 発 CA 926便で北京へ。
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今回の出張も于くんとの二人旅。同じ便に乗っているはずなのだがついぞ見かけなかった。離陸してからずっと厚い雲海の上を飛んでいる。どんどん変わってゆく雲の表情は見ていても飽きない。
18:06 北京首都国際空港 着。到着時の外気温七度。北京空港は相変わらず工事が続いている。曲線を生かした新しい空港建物の屋根が飛行機の窓からも見える。北京空港の入国審査カウンター、審査を受ける者にしか見えない位置に二月に来た時には無かった審査官を評価するための電子投票機がついていた。オリンピック目指して審査官の態度を友好的なものにするための工夫だろう。好感度によって四段階の評価をするようになっている。てきぱきとした処理に〈大層好ましい〉を押した。
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北京空港の預け荷物の受取りターンテーブルで自分の旅行鞄が出てくるのを待っていると于くんがやってきた。二人の荷物が揃ったところで空港を出る。
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中国移動移通信集団有限公司 (China Mobile) の女性職員がターンテーブルの横に台を置いてテレホンカードや携帯電話 SIM カードを売っている。
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到着ロビーを出たところにある銀行窓口(両替所)の前のベンチに、私設(ヤミ)の両替え人がいて銀行のレートより高いレートで両替えしてくれたのだが今日はいなかった。空港を出たところに新設されたタクシー乗り場からタクシーに乗ったが、乗り込むまでタクシー監視・指導員が記録簿に何か書き込みながら客の世話を焼いいる。空港から北京市内までの高速道路はズット渋滞。それでもドライバー氏がガンバッテくれたおかげで午後八時二十五分には北京新世界万怡酒店に着いた。空港からホテルまでの所要時間一時間十五分。
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北京新世界万怡酒店は今回も満室だというので VIP ルームに宿泊。昨年十月にも書いたが VIP ルームといっても部屋の様子は一般と変わらない。荷物を置いて、于くんと二人天壇公園前にある北京ダック屋「全聚徳」で夕食。
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全聚徳の北京ダックは便宜坊のように蒸さずに調理している。今までで一番旨い北京ダックだった。
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中国の北京ダックはどの店でも骨以外は全て食べる。北京ダックを作るにも捌くにも烤鴨師(kaoyashi)と呼ばれる国家資格が必要。
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北京ダック一羽の他に料理五品とビール二本で180元(約2,700円)。ホテルに戻りメールを受信、ブログをアップデート。アップデートはできたのだが自分のブログを見ることができない。気がついたら午前一時になっている。シャワーを浴びて寝る。
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