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工藤吉生の歌集がでます!
第一歌集を出します。
工藤吉生 第一歌集 『世界で一番すばらしい俺』(短歌研究社)
短歌研究社
Amazon
7/20発売。1500円+税
帯にはこんなことが書いてあります。
膝蹴りを暗い野原で受けている世界で一番すばらしい俺
校舎から飛び降り、
車にはねられながらも、
ぬらっと生きながらえる。
「おかしないい方になるが、
高度な無力感
が表現されている。」
──穂村弘
「人間性が色濃く表れた作品です。
黒ずみにちょっとかけてみましょうよ。」
──加藤治郎
(短歌研究新人賞選考座談会より)
第61回短歌研究新人賞、
ついに第一歌集刊行!
どうでしょう。
ちなみに、帯の裏側には短歌5首がならんでいます。そこから3首を紹介します。
何をしても落ちなさそうな黒ずみに両足で立ち〈1〉と〈閉〉押す
この人にひったくられればこの人を追うわけだよな生活かけて
東京に行って頑張りたいなどと聞こえるベンチにまどろんでゆく
こういう短歌がおさめられている歌集です。
みなさんよろしくお願いします。