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学習性楽観主義から見る成功の条件~ジブン株式会社ビジネススクール~

こんにちは、マサです!久しぶりにnoteを更新しました(笑)。今回は木下さんVoicyのジブン株式会社ビジネススクール「レジリエンス」課題の一つ、学習性楽観主義について書きました。これは元アメリカ心理学会会長のマーティン・セリグマンが唱えた話で、”オプティミストはなぜ成功するか”の著者になります。

10年前にアマゾンでこの本を購入した履歴があり、本棚を探ったのですが残念ながら無く(売っ払った⁉笑)、今回再度購入しました。前回読んだ事をあまり覚えていないのですが、今回読んでみて非常に分かり易く人生にプラスになる本だなと思いましたので、その辺りをまとめていきます。


ペシミスト(悲観者)とオプティミスト(楽観者)

セリグマンは、人生に対して2通りの見方をする人間がいると言っています。一つはペシミストであり、物事に悲観的な見方をしていて、自分にとって良くない事が起こると「ずっとそれが続くんじゃないか」という風に考えるタイプです。もう一つはオプティミストで、物事に楽観的な見方をしていてペシミストとは逆に、良くない事が起こると「これは今だけの事、偶々だ」という風に重たく考えないタイプです。
彼は、人生で成功するのはオプティミストタイプだと言っています。例として生命保険の外交員を挙げていて、オプティミストタイプが良い成績を収めて仕事が長続きする一方、ペシミストタイプは長続きしないというデータがあります。何となく想像が付くと思いますが、保険業界の様な古い体質の環境では、営業職にタフさが求められ、常日頃から明るく建設的な考えを持てる人間でないと仕事を続けるのは難しいと思います(私も経験者なので、その事は身に染みていますw)。

オプティミストへの変貌(学習)

では、どうやったらオプティミストになれるのでしょうか?ペシミストはペシミストのままなのでしょうか?
セリグマンの答えは、ペシミストでも学習すればオプティミストに変われるという事でした。具体的には、困った状況に対する否定的な自分の思い込みを俯瞰して、思い込みに対する反論や意識の中から否定的思考をそらす事を続けるチャレンジを続ければ、オプティミストに変わっていくと書いてあります。
否定的な思い込みを持つ習慣を捨て去り、別の新しい建設的な考え方を徐々に持てる様になれば、いつの間にかオプティミストの状態に変わっているかもしれませんね。

自分の人生と楽観主義

振り返ってみると昔の若い自分にとって、楽観主義というのはとても難しいものだと感じていました。楽観的な見方をする事が、自分の人生にとってマイナスな出来事を起こしてしまうのではないか、という何とも器の小さい考え方をする人間でした(笑)。いまも決して、全方位的に楽観主義になっているとは思いませんが、少なくとも悲観的な考えが頭をよぎった時、それに対する疑問や反論を自分の中で持つ癖が出来てきました。
但し私の場合は、本を読んで学んだ事を再現しようとした訳ではなく、年を重ねる中で悲観的な自分に対する自問自答を続けた結果、セリグマンが提唱している事と似た様な状態になっていました。
世の中で成功している・楽しく人生を謳歌しているという人達は、この楽観主義を自分の中で上手くモノにしている様に見えます(天然の人もいるのでしょうけど)。そして、そこに至るまでの過程で悲観的見方を楽観的・建設的見方に変えるというチャレンジの習慣化(学習性)が、成功要因の一つにあったのだろうと思います。

久しぶりのnoteでしたが、本の内容が普遍的で理解し易かったので、それ程手こずらずに書く事が出来ました。もっと楽観的に書くという事を覚えて、継続的にnoteを進めていきたいなと思いました。






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