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読書記録『きみのお金は誰のため』

久々に本を一気読みした。

なるほどなと思うことがたくさんあった一方で、
最近感じていたことが書いてあって、
自分の考えにお墨付きをいただいた気分。

特に共感したのが、

P219. 愛する人を守ろうと思うと、社会が他人事でなくなる。

きみのお金は誰のため 田内学著

という一文。
まさに私が長女を出産して思っていたことだった。

我が子が生まれ、自分よりも大切な存在ができたことで
この子が暮らす社会は今よりいいものにしなければならない
という熱いものが胸に湧き上がるのを感じた。

最近の社会は何だか遠くの存在で、
誰かがなんかうまいことやっといてくれるだろう
とみんなが感じているような空気。

私も決して偉そうなことを言えるほど政治に詳しいわけではない。
でも、社会は一人残らず全員が関係していて
みんなで作り上げているもの。

一人の力は小さくても、集まれば大きな力になる。
決して”ゼロ”ではない。

大層なことはしなくていい。
目の前の困っている人に手を差し伸べるとか、
自治体からのアンケートに細かく要望を書いてみるとか。

そんな小さな小さな積み重ねで未来は良くなると信じている。
誰もが生きやすい世界を。

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