見出し画像

英語学習者でフリーランスデザイナー、初めてのアメリカとFigma Config 2020で個人的に奮闘した話 - はじめに

(※この記事は出張記録・日記です。Figma Configの講演内容は別記事で展開します。)

「Config 2020 - you're going!」。

2019年12月12日に届いたメールは、私の頭を真っ白にした。FigmaというUIデザインツールが主催する海外カンファレンス「Config」に当たったのだ。Figmaは長きにわたりAdobe一強だったデザインソフトウエア業界の牙城を崩す野心的なデザインツールで、日本でも多くのファンを持つ。当たらないと思っていたので、嬉しさの中で、これからどうしようと途方にくれた。

2015年2月から英語の学習をはじめ早5年が過ぎる。
3年後にTOEICは880点、英検は準1級を取得したものの、昨年からどうしようもないモチベーションの低下に悩まされていた。また、スピーキングが苦手で、英検1級の試験モニターに行ったとき、面接官2人はあまりのひどさに、顔を見合わせていたものの改善の気配がなかった。

カンフル剤として、語学学習の目標だった海外カンファレンスへの単独参加を叶えたい。Adobe・Google・Appleのカンファレンスは環境が整いすぎており、日本人が多く参加費がウルトラ高い。そこまで日本人はまだいないだろうConfigは私の考える理想のカンファレンスだった。

ただ、開催地サンフランシスコにツテはなく、現地の治安がIT業界が進出で貧富の差が悪化してるという日本の記事やSNSで不安がピークに。キャンセルが頭をちらつくものの、主催元にサンフランシスコの治安を問い合わせた。

返事は、旅慣れない私には、厳しい内容だった。会場内の安全は保証されてるものの、会場があるドッグパッチ という夜間は危険な倉庫エリアなので夕方の帰りはUber必須(シャトルバスはない。初のカンファレンスなので当たり前ですね…)。正真正銘の現地集合・現地解散だ。また、サンフランシスコは中心地ユニオンスクエアの良いホテルを取れというアドバイスだったものの、高い。そして、ユニオンスクエアと隣り合わせでもっとも危険な地域、テンダーロインがあるという。欧米では華やかな中心地の隣り合わせで危険な地域があるらしい。が、1人迷い混む危険を考えると不安しかない。

ただ、主催の担当者の人のフラットな情報は形のない不安が明確になり、とても役にたった。
(余談だが、カンファレンスで知ったのですがFigmaのたった3人のスタッフがこの企画を立ち上げたとか、、、、私の応対をしてくれたのもその中の一人の方。参加者は約950人。すごい)

心理的な不安は克服できないものの、手がかりが見えてきたので、気がつけばHISに行き、航空券とホテルを抑えてしまっていた。

不安は形にならないから不安なのであって、そこは情報収集と綿密な行動計画を練ることで形にし、解消してくしかない。この時まだ12月下旬。Configは2月6日開催だ。幸い時間はある。行くことに決め、海外経験豊かな友人・知人に現地のことを聞きながら、情報収集を本格的に開始した。

そして日本時間の2月5日(水) 19:45。

画像1

(↑行きは余裕がなく、これは帰りの飛行機です)


羽田国際空港から日本航空のサンフランシスコ直通便で現地へ。
9時間のフライトののち、2月5日(水) 11:45頃無事サンフランシスコの地を踏み、10日の19:00頃、無事日本に帰ってきました。

この記事は、約15年ぶりの海外で初のひとり出張をし、

・現地でどのくらい英語が通じたか
・現地でのトラブル(パスポート一時取り上げ等にあいました。とほほ)
・くやしかったこと
・現地の風土
・旅の準備でよかったもの
・Figma Configのこと(2020/2/17現在、セッションビデオが公開されてないのでこちらはまだ先だと思います。旅行記とは切り離す形で記事化予定)
・現地で受けたブランドセミナー
のことなどをつらつらと書いていきたいと思います。

出張から帰ってきて、仕事に終われてるのもありますが、今だに英語学習が滞ってます。
その原因が濃すぎた旅程にありまして、その消化を目指して書いています。
よろしければお付き合いください。


いいなと思ったら応援しよう!