まっさらになりたくて。
この記事を書き終えて、1週間は投稿するか迷いました。
投稿しなければ自分の中で区切りもつかないですし、
次に進もうとしないと思ったので投稿することにしました。
最後まで読み進める方のほうが珍しいかと思いますが、
「愚痴」と「グズ感」を不快に感じられる方はお控えください。
過去の失敗から私情は捨てた。
初めてのアルバイト先で「あと〜分で帰れる。早く帰りたいなー」ってボヤいたら注意された。2人体制で働いてた方のお話を聞いてたら勤務に支障をきたすレベルで泣けてしまって注意された。私が無知だったのが悪いのだが、こちらからの音沙汰なしが続いたため1年で実質クビとなった。
リゾートバイトで入った派遣先で、明らかなるお局さまに出会った。あるいみ面白かったが、何も太刀打ちできなかった。勤務は半年ほどの予定だったが過去最短の1週間でクビになった。その時は、よくわからない場所・未知の未来ということもありショックが大きく大泣きし、寮では虫のような幻覚が見えたりした。今となっては早々にクビになってよかったと思っている。
さらにまた別のリゾートバイトの派遣先では、自分からは何も喋ってないのに原因は全て自分にあるかのように長のおじさんが豹変して八つ当たりしてきた。
数日間の監禁中に部屋の寮で精神崩壊レベルの大泣きをして、やはりあまりにも理不尽な話だと思ったので、ここで初めて太刀打ちを決行した。周りから信頼も得始めていたこともあり、味方になってくれた方が大半だった。あと少しで契約満了だったのに、すっかり最悪な記憶になった。
GoodBye Clap your hands
そして先日、リゾートバイトを辞めてから短期契約として入ったのに3年間も続けることができたアルバイトを辞めた。
上記のような経験を経ていると、初めて何事もなく、穏やかで、誰かが豹変する姿も見ることなく、無事に満了日を迎えることができたことが本当に有難いことだと感じている。
「喋ると、我を忘れて自分の世界へ行ってしまい、取り乱して勤務に支障を起こす可能性。話し相手にも迷惑をかける可能性がある。」と察することができてからは、業務上で事情がない限りは自分からは絶対に話しかけることはしないし、私情を持ち込むこともやめた。
そんなこんなで、お客さんとしてお店に行った時に2人体制のなかで喋っている姿を見かけると「あるいみ凄いな」って思ってしまう。(海外では普通であり、日本が異常すぎるのはわかっているものの。)
スタッフの表裏の顔を作る原因はノルマによるストレスではなかろうか
外部の専売員の方の話ではあるが「さっきまで接客してたお客さんの露骨な愚痴を披露するスタッフ」「スマホの写真を見せて私情を話し合うスタッフ」は裏側で見ていて気分が悪くなる。しかし、問題なく表と裏でのオンオフの切り替えができているのだ。
特に「売らなきゃ」っていう思考、ノルマがあると追われていると思われるスタッフにこそ、この傾向にあるように思う。
自分が働いてた店(内部のスタッフ)は多様多種の商品を取り扱う、いわゆるオフライン版のAmazonなので「特別これを売らなきゃ」っていう思考はないため、比較的に穏やかな人が集まっているのかもしれない。
被害妄想で破せてしまった。
皆さん優しくて居心地が良い職場だった。しかし、3年もいると被害妄想で「お前いつまで居るんだよ」って思われている感覚の方が強くなってしまった。
前述したように、基本的に自分からは話しかけることはしない。コロナの影響で週1以下の勤務が1年以上も続くと「寂しい」とか「悲しい」とかそんな感情も どこかへ行ってしまった。今はもうすっかり後悔も悔いもなくなってしまった。
(もちろん人がいない場所での話だが)最終日までも息を吐くように「ああ…早く帰りたい。」「ああ…もうやだ。帰りたい。つらい…」って言ってるくらいだから『やっと離れることができた』『もう行かなくていいんだ』というポジティブな気持ちの方が正直なところ大きい。
まっさらになりたかった。
皆さんに「次の仕事が決まったの?」と聞かれたが、そんなわけない。決まるような人間だったら、まずここでアルバイトをしていない。
自分自身にフォーカスされるとパニックになって、泣けてきてしまったり何も話せなくなるので、面接はまともに受けることができない。(短期ならば、深い質問をされないので採用してもらえるのだが。)
これを克服したくて接客業に就いたのだが、「繊細さん」というワードが流行ったことで自分は幼少期からの中度のHSP気質であり、どうにもならないことだったと やっと気付いた。無意味だったとまでは言わないが、ただの遠回りだったのだ。
ということで、特に次は決めずに辞めた。次を決めたくて両立を試みたかった時期があったものの「器用ではないし、嘘をつくことができない」ため心が疲弊してしまった。
ネットニュースで、倒産で雇用契約の解除・無職となった方の話を聞いていると「自分は有難い状況下なのかもしれない」と、約2年間は自分の気持ちに蓋をし続けていた。
しかし、一度まっさらになって、約2年間の天中殺が明けて、何が見えてくるのかを見てみたくなった。ほんとにどうにもならないならば、人はしぬのみなのだから。
辞めた理由が理想と対立した
・ 連絡や情報共有ツールはSlackとNotion派。
長が変わってからは撤廃・改善されたが、とにかく朝礼・夕礼が長かった。なかなか始まらない日もあり、長いと20分以上は朝礼をやっている日もあった。周りは就業中のためザワザワしてるので全て聞き取れない時もある。
コロナ禍中の勤務日の連絡ツールは社員を含めてSMSでの連絡と思われ、個別の業務内容の連絡は「ノートでの文通」って、作業効率化アプリのYouTube動画ばかり検索する私にとっては「いつの時代や!」と思ってしまった。
コロナ以前も含めて、対応しきれない専門的な商品について担当者が不在の場合は「詳しい者が不在でして…」と断りを入れる。
千鳥ノブさん風に「Amazonで注文せぇ」「ネットで調べぇ」「100均かホームセンター行ってくれぇ」って思ってしまうタイプである。(※ 仕事がなくなります)
スタッフたちに対しては「Notionで商品ページ作って情報共有してくれ!」って思ってしまう。なんなら私が作りたいと思うくらいだが、自分にはそんな権力も立場も勤務日数がないので提案できもしない。
・ デジタルとセルフに前向きに。
資金がないので仕方ない話ですが、タッチ決済が普及し始めたことで少しは楽になってきたものの、非対応のクレジット認証で2度ボタンを押してもらう手間が発生することもあった。自動精算ができる時代に、レジ精算で時間を奪われて一体何をやっているのだろうと思ってしまった。
仕事がなくなることは承知で「セルフレジが普及すればいい」「優秀な人が残って質の高い接客をすればいい」と思っている派である。
例えばコンビニの話。数年前は断然「亥の刻・卯の刻 派!」と言っていたものの、最近は断然、ファミリーマートである。自宅の近くの店舗がそうなのたが、電子決済OKのセルフレジあり、Amazon hub ロッカーあり、イートインの併設ありと居心地が最高に最強である。
・ ブランディング統一精神。
元々雰囲気が苦手で、ほとんど利用したことがなかったのだが、ディスプレイが昭和・平成初期頃の時代で止まっている。
ラッピングもコーポレートカラーを捨てて「ドーナッツ入ってます!」みたいなラッピングになってしまい、ますます好きではなくなった。スタッフの皆さんは優秀で大好きになったのだが、正直なところ企業自体が衰退して当然とも感じてしまった。最近に至っては皆さんが操られているような状況だった。
と以上のように(他にも理由はあるが)、
「辞めよう」という決断をしたというわけである。
辞めて数日。既に新たな不安が押し寄せている。
「自分を雇ってくれる場所はあるのだろうか」「辞めないほうが良かったんじゃないか」「もう少し我慢できたんじゃないか」と既に新しい不安が押し寄せている。
しかし、コロナと隣り合わせになっていない世界に進んでいたとしても
「忙しくて、辞めるタイミングがわからない」など と理由にして、
同じ悩み方で苦しんでいるような気がしている。
まず今、note 記事 は書いてないと思う。
悩み・苦しみながら1年が経ち、また1つ歳をとるよりは新しい場所で「杏仁豆腐、動けます。」と言えるほうが良いのではないかと思うのだ。
自分自身の成長というアップデートと共に「ここで働けてよかった」もアップデートされているので、”きっと何とかなる” と思っておこうとしよう。
さて、1年後の私、今どこで何をしてますか?
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