Antique vol.3|ARABIA Emilia Pohjola mini plate
丸太に乗ってスキー?ワンピースを着て魚釣り?思わずクスッとしてしまう、ほのぼのとした日常を描いた小さなプレート達。
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Kaj Franck(カイ・フランク)がフォルムデザインを、Raija Uosikkinen(ライヤ・ウオシッキネン)がデコレーションを担当した、フィンランドを代表するデザイナーの共作、アラビア社の中でも不朽の人気を誇るEmilia(エミリア)・Pohjola(ポホヨラ)シリーズ。
コーヒーカップや大きめのプレートなどもありますが、特に惹かれるのはこの9cmの小さなプレート。後ろにはフックを通す穴があいていて、壁に飾れるようになっており、こうなると何枚も集めたくなってしまいます。約40種類の絵柄があり、絵柄によってemiliaシリーズとPohjolaシリーズに分かれているようです。
主に生産されていたのは、1940〜1960年代。未だ全てのデザインを把握しておらず、見たことのない絵柄に出会う度に、今から60年以上前のフィンランドの暮らしに想いを巡らせます。ちなみにこのシリーズ、柄がぼやけているものもよく見かけます。鮮明に描かれている方が一般的には人気があるようですが、ぼやけた感じもおおらかなフィンランドのお国柄が見える気がしてとても好きです。
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