Canvaに「ふりがな機能」が登場! デジタル資源カードにふりがなをつけてみよう
2024年9月7日(土)に開催された Code4Lib JAPAN カンファレンス2024 のプレカンファレンスで、Canvaを使ってデジタル資源カードを作るワークショップを行いました。
当日、参加者の方から「Canvaでふりがな(ルビ)はつけられますか?」とご質問がありました。学校図書館などでデジタル資源カードを導入するときには欲しい機能ですよね。
ワークショップの時点では、一部ユーザーのみに先行開放されていた Canvaの「ふりがな機能」ですが、2024年9月13日から正式にリリースされたことが発表されました!
デジタル資源カードにふりがなをつけてみよう
Canva上のテキストにふりがなをつける方法は簡単です。
ふりがなをつけたいテキストを選択する
テキストを選択した状態で、右クリックまたは「…(もっと見る)」ボタンから「ふりがな」ボタンを押す
サイドメニューにふりがなをつけるテキストの候補が出てくるので、必要なものを選択して「ふりがなを振る」ボタンを押す
追加されたふりがなの大きさや位置を調整する
追加されたふりがなが漢字(親文字といいます)と近すぎたので、少し位置を調整しました。ふりがなのサイズは親文字の半分程度が一般的ですので、もう一回り大きくしても良さそうです。
ちなみに、ふりがなを追加した後で元の漢字を変更しても、ふりがなは追従しませんでした。漢字を変更する場合は、ふりがなを手動で変更する必要があります。
ふりがなをつけるときのポイント
説明文など複数行の文章にふりがなをつける場合は、行間(行と行の間隔)を適度に広げてください。
ふりがなが多くなってしまう場合は、対象者にとって難しい言葉を使いすぎているのかもしれません。対象者に合わせて、やさしい言葉に置き換えることも検討してみましょう(例:推奨→おすすめ)。