【無料記事】結婚式のウェルカムボードもプロフィールブックもCanvaで作ってプリントパックに入稿しろ②プロフィールブック編
Canvaに課金すれば全花嫁が救われると思ったので、結婚式のウェルカムボードもプロフィールブックもCanvaでつくっ(てプリントパックで印刷し)た話します。今回は前回の続編で、プロフィールブック編です。
Canvaの概要とか、できることについては前回記事を参考にしてください。
なお、プレミアム課金前提です!!!ご了承ください。
はじめに*冊子を作るためのサイズを決めよう
はじめに、今回紹介するプロフィールブックは「中綴じ製本」という形式でつくっていきます。
カタログや冊子としてよく流通するのがこの中綴じ製本という形態になります。1枚の紙をおって、それを重ねるようにして、最後にホチキスドメをしているようなものです。
ページ数の決め方
前述の通り、中綴じ製本においては1枚の紙を折ってとめる形式なので、必然的にページ数は4の倍数になります。
4P、8P、12P、、、ということですね。
ぶっちゃけこのページ数であればどれでもいいんですが、個人的に12Pつくるのって働きながらだと結構しんどいと思います笑
かといって4Pだとちょっと物足りない…ので、結果として私は8Pを選択しました。目次はこのあと作っていきましょう。
用意していくデータ
さて、8Pを前提としたとき、用意するのは以下のようなデータになります。
先にいうと、プリントパックで印刷することを前提に、今回はこのデータの作り方でいきます!!面倒な人はこのあと少し読み飛ばしてくださいね。
①表紙データ(1P,8P)
②中の見開きデータ (2-3P, 4-5P, 6-7P)
一応補足すると、
プリントパックで、と念押しした理由が、中綴じ製本の性質にあります。
というのも、例えばananも中綴じ製本なのですが、中綴じ製本での入稿が必要な冊子を印刷する際、出版社では表紙と裏表紙を1枚の紙にデザインするような形式でデータを入稿していきます。
このような形ですね。
もちろんプリントパックでもこう言った形式での入稿も可能なのですが、
私のような素人が作ると仕上がりイメージがわかりづらいのです。
一方、プリントパックでは、見開きデータそのままで入稿が可能なので、せっかくなら見開きデータでつくり、デザインのイメージをつかみながら作れて、さらに面倒な割り付けもしないで済むので簡単なのです。
工夫しないといけないのは表紙と裏表紙をセットにすることだけで済みます。
さて、話を戻して、今回はこの8Pの見開きでデータをつくっていきましょう!
ページ割を決めよう
さて、ページ数とつくるべきデータのイメージがかたまったところで、何をテーマにページを作っていくかを考えましょう。要はアジェンダですね。
これに関しては人それぞれだと思うので、今回は私をサンプルに。
プロフィールブックの目的→
・席次表がないので席次表をいれる
・二人を知らない人でも雰囲気と関係性がわかるもの
表紙:二人の写真
見開き①:ご挨拶、式次第
見開き②:席次表
見開き③:二人のプロフィール
裏表紙:Q&Aネタ
こんな感じにしました!
ページに載せるネタは、ネットでプロフィールブック、で検索したものを参考に「こういうものがあるといいなあ」をベースにしています。
席次表が会場手配になっている人は、代わりに写真で埋めてもいいですし、新郎新婦の好きなものを紹介するとか、そういうネタもありますね。
いよいよ!Canvaでプロジェクトをつくる
はじめに、今回のプロフィールブックは、A5サイズでつくります。
A5サイズは見開きにするとA4サイズになるので、それぞれA4横サイズで枠をつくっていきます。
枠の作成手順は基本的に前回同様です。
TOPから[小冊子]で検索。縦しか見つからないのですが後でリサイズできるのでなんでもOKです。
横向きA4サイズは297×210なので、一旦これで進めます。
ページを開いたら、リサイズします。
画面上のリサイズ、からカスタムサイズを選択し、
297×210でOKです。
ページごとにファイルをわける?わけない?
どっちでもいいです!
私は最初に表紙・裏表紙、見開きデータはすべて1つのプロジェクトで作成。その後にファイルコピー→いらないページを削除して、入稿用に見開きデータ4種類を作りました(2P×4=8Pということですね)。
最初から見開きごとにデータをつくってももちろんOKです。
ただ、後になってページのコンテンツをページ跨いで変更したり、全体的に色味を整えるとかが必要になったとき、ファイル自体が分かれていると本当につらいです。データは一個の方が少なくとも序盤はいいかもですね。
デザインの型を決めよう
デザインは、Canvaのテンプレートから好きなものを選んでもいいですし、自分でがんがんつくってもOKです。
私の場合はネットで調べながらレイアウトで参考にしたいものを見つけて、自分で1からつくりました!
ファイル>設定>定規とガイドを表示
で、画面を分割できるラインがでてくるので、これで冊子が折れる部分、センターを把握しながらデザインしていけば、だれでも作れるはず!!
全体を通して決めておくこととしては、色と、フォントのレギュレーションを決めておくことです。私は以下で決めていました。
ページ土台*ゴールド、白、説明文字は黒
アルファベット*Montserrat
日本語*游ゴシック(メッセージ部分だけこころ明朝体)
このあたりは完全に好みなのですが、ページごとにフォントが変わったり色味がガラッと変わると統一感がない気がして、、、(好みです)
入稿データを分割しよう
データができたら、私のように1つのファイルで作成している人は以下のファイルに分割していきます。
ファイル①表紙データ(1P,8P)
ファイル②中の見開きデータ (2-3P)
ファイル③中の見開きデータ(4-5P)
ファイル④中の見開きデータ(6-7P)
コピー>いらないファイル削除>タイトル名をわかりやすい形に変更(おすすめはページ数にすること)
分割したら→もちろんデータDL!
DL方法は前回と同様、各ファイルの共有から行います。
ファイル形式:PDF
PDFのフラット化にチェックをいれておきます。
プレミアムだと品質がよい設定が選択できるので、選んでおきましょう。
(どのくらい違うのかは神のみぞ、、、)
プリントパックに発注!入稿!
ここから先も前回同様なので若干流し気味で。
今回は以下のページから発注しました。
Googleでプリントパック、プロフィールブックで調べればでます。
設定は以下を選択しました。全部プリントパックの推奨でしたが、届いたとき私はちょうどいい品質だなーと思ったので、満足しています笑
A5
マットコート紙
やや厚め
発注枚数について
冊数ですが、ぶっちゃけプリントパックが余分に印刷してくれるので、印刷ミスを心配して多めに印刷する必要はないです。
ただ、思い出にもなるので私は5部くらいは余分に印刷しています。
結婚式来れなかった友達にネタとして見せるとかもできますしね!笑
発注後のデータチェック
前回のポスター形式と異なり、今回はページごとの入稿になります。
入稿時のデータ選択がでてくるので「見開き」を選びます。
これも前回同様ですが、ファイルをそれぞれ選択していくと、アップされて、データチェックできるようになります。
スクショ撮り忘れてて絶叫してるのですが、このあとに冊子状態で見れるプレビュー画面があるので、発注前に必ずイメージを確認してください。
数日後、、、到着!!!!
どきどきの開封の儀のあと、、、!!!!
おお!!!!!!!印刷できてる!!!!!!
できてるできてる〜〜〜〜〜〜〜!!!
紙の質感も安っぽくはないけど気合いが入った感じでもなく、ちょうどいい感じ!!画質に関しては確かに雑誌ほど鮮明ではないのですが、個人の冊子なのでこんなもんかなと思います。(安いし!!)
予備もつけてくれていたのですが、ミスプリントとかもなかったので普通に余分にもらっただけでした。
当日は受付に冊子をおいてもらって、受付後冊子読んでもらって、待ってもらう感じにしています。司会者の人にも触れてもらったりしたので、コンテンツとしては十分だったかなと。
さいごに
はーーーやっと記録終わりました。
まあね、みんなやってることでも、こうやって終わった後マニュアルにする人ってなかなかいないと思うので。こうやって形にしておいて、誰か助かる人がいたらうれしいな。
というわけで、おらん気もするけど、役に立った人いたら投げ銭ください笑!!!!!待ってるよお!!!!
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