24「許し愛する」気持ちがなければ「思考」が上手く行かない理由はズバリこれ
自分を許す、自分を認める、などの感情も「思考」の「実現」には必要だと言われるよね。
単にネガティブな感情をフラットにすると言うだけでなく、人生ゲーム上ではちゃんとした理由があるんだ。
これまでも説明した通り、本来の世界には「過去」と「未来」って無いんだよね。
常に「現在」この瞬間だけに意識はフォーカスされている世界なんだよ。
なぜなら、「思考」は瞬時に「今」目の前に「実現」するからね。
結果的に、事実上、「現在」しか存在しないって事。
「過去」と「未来」は、人生ゲーム内で「行動」と言うフェーズを取り入れたが為に生じた事象に過ぎないんだ。
人生ゲームは根底に本来の世界の影響を受けている部分が強いんだ。
だから、「現在」という感情からずれている「過去」と「未来」に関する事柄は、機能トラブルの原因となってしまうんだ。
これ、ちょっと厄介だよね。
人生ゲー内には「過去」と「未来」は存在してるのに、「現在」以外の視点だとNGな場面があるって事だよ。
「後悔」や「反省」等の自責の念って「過去」に対する目線から発生する感情だよね。
当然、本来の世界には無い感情なんだ。
そう、自責の念は「過去」の存在属性をもっているんだよ。
なのでこれが心の中に在ると「思考」の組み立てが上手く行かないんだよ。
自分では上手く組み立てているつもりでも、「過去」が心の中に在ると正しい「実現」には結びつかないって事。
同様に「不安」や「懸念」は「未来」の存在属性をもっているんだ。
だから少しでも「本当になれるのだろうか」なんて思いがあれば「思考」は成功しないってワケ。
一方、自分を認め受け入れる感情は「現在」の視点・感情だからOKと言う事なんだ。
だから、今の自分をそのまま認めて許容すると言う自愛のスタンスでいる事が必要となるんだよ。
これは勿論、家族や友人に対しても同じだよ。
そのまま受け入れる、そのままを認めるってこういう理由からだよ。
常に「現在」の視点を意識する事が大切なんだよ。