2024/10/23

今日は13時に起きて、ご飯を食べて、家で採点バイトをしていた。今日の出来高は2000円くらいか、次の飲み会のお金くらいは稼いだか。

気づいたら17時で、ゴロゴロしてたら19時、ご飯を食べて、家に飽きたのでどっかに行こうと思った。友達が一人暮らしの一番いいところは親に面倒な説明をせずに夜、散歩に行けることだと言っていた。確かにそうかもな。実家住みでご飯がある私は、親にどっか行ってくると告げ、自転車に乗った。

最近はすごい家にいる。対面授業も少ないし、バイトも特にしてないし、遊びに行く予定もそんなにないから、家だ。立地以外、最高の家だが、いかんせん飽きた。

19時に出発して、どこに行こうか。定期で行けるのは大学くらいしかない。最寄駅に自転車を止めて、大学に来た。部室に行った。誰もいなかった。外は他団体が騒がしいが、この部屋はすごい静かだ。備え付けのスピーカーから自分の好きな曲を流している。「1秒先の彼」で清原果耶がこんな感じの生活をしていたな。一人の部室でゆっくりする。俺も他のサークルに入っていろんな部室に行けるようになりたいな。

やらないといけないことはいっぱいある。課題とか、エントリーシートとか、勉強とか、オンライン授業を見るとか。それを一個やったら満足して寝るを繰り返している。だから俺のtodoリストは全然減っていかない。

今回、大学まできてやろうと思ったのは連絡関係だ。僕は返信したくない時間が結構ある。人とつながる心じゃないときが長い。ふと、今なら人と繋がれると思った時にしか返信ができない。めちゃくちゃ仲良い友達ならいつでも返信できるのだが、グループ連絡とか、どうでもいい人とかへの返信はその心の準備ができないと返信できない。それなのに僕は、通知のアイコンについてる赤いバッジが嫌いだ。だからいつも既読無視してしまう。そんな溜まりに溜まった言わなきゃいけないことをここで全部言おう。そう思って大学に来た。家では人とつながる気になれない。

インターンに落ちたメールが来た。結構エントリーシート自信があったのになあ。どうすればいいんだろうかなあ。俺はどうしていくんだろうなあ。なんかドラマが起きないかなという気持ちがある。ドラマティックなことがしたい。晩飯を食べている時にやっていたニュースでは年金暮らしが厳しいという話をやっていた。将来こうなるというなら、何のために生きているのかよくわからないなあ。


部室はオールが禁止されている。コロナ禍前は大丈夫だったのに、コロナ時代の名残が今も残っている。21時に出ないといけない。つまらない。なんてつまらない大学なんだ。ここで夜を越させてくれよ。

図書館は22時までやっているので、図書館に22時までいた。院生は24時間入れる場所があるが、学生は22時以降大学構内にいれる場所が無い。なんてつまらない。知り合いと誰にも会うことはなく、会話することなく帰った。

帰り道、国立駅まで行く途中、本屋が夜の特別営業をしていた。秋の何日かだけ暗い空間で、本を売っているらしい。今日はやっていなかったが、次の開催日にはライブもやるらしい。なんて文化的なイベント。秋の夜はこうでないと。面白いことを考えないと。

ゼミの課題で、実際のデータを使って分析を行う課題があって、僕が、とりあえずデータをぶち込んで、よくわからないまま、ええいっという感じで分析をしたら、恋人がいない大学生の方が、いる大学生より、人生はつまらないと思う傾向があるという、悲しい当たり前の結論が出た。この結論が正しいのかは先生が採点してくれるのでまあ置いといて(課題を提出してくれた人は、ほぼ全員手直しが必要なので、後で詳しいフィードバックを送りますという連絡は来ている、間違っとるやん)、まあそりゃそうかと思う結論だった。あーあ、秋の夜にドラマを求めて、大学に行っても誰とも会えず、帰り道にイレギュラーイベントが発生しても、店員さんと会話することなく、ただ帰ってきてしまった。恋人がいたら連絡していたのかなあ、とback numberみたいなことを思ってしまった。悔しい。

ああ、坂元裕二と今泉力哉の頭の中の世界はいつ俺の前に現れてくれるのか。そして、この僕をどこの会社が迎え入れてくれるのか。


とどのつまりはインターンに落ちたのが結構ショックなのです。人生はつまらないなんて思わない生き方がしたいのです。そんな秋の夜。おやすみなさい。


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