どうも、初めまして。紡ぎ屋の店主、未熟な小人と申します。 以後お見知りおきを。 この店を始めたのは、読書が大好きだからです。まだまだ短い人生ですが、あまりモノが長続きしないなかで、本だけは幼い頃から変わらず好きでした。小説も書こうと思いましたが、合わずすぐに諦めてしましました。悲しいことに自分の気持ちや考えを文章にのせて伝えるには語彙力が少なすぎたのです...。ですが、ふと幼い頃から詩を書いたりするのが好きだったのを思い出し、短い文で物語を紡ごう。と思いこの”紡ぎ屋”を始
お腹がすいたよ。 お散歩してたら、お腹がすいちゃったよ。 僕は、頑張って、登ったよ。 そしたら、大きな葉っぱを見つけたよ。 僕は、その葉っぱを食べようと あーん、とお口を開けようとしたよ。 そしたら、声が聞こえたよ。 「やめて、お願い!食べないで!」 声は、葉っぱからだったよ。 僕はどうして食べちゃダメか聞いたよ。 「なんで、ダメなの?僕、お腹がすいたんだ」 「私、食べられたらいなくなっちゃう。いやだ。まだ太陽さんの光あびたり、風さんとお話したいよ」