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視野を広げる

聴く専門家 禅聴者です。

人と関わる=人の価値観を知る

人の価値観というのは生きてきた環境、見て感じてきたモノなどによって
自然と身についてくるものです。

長い時間を経て培われていくものですが、大抵の人はとても狭い領域で得てきています。
それはそうですよね。人は現実の全てを経験したり見たり感じたりすることはできません。
そして、自分が興味のある現実を選んで見ようとします。

反面、他人はあなたと違う現実を経験したり見たりしています。

生きてきた環境も、見てきた景色も、感じ方も人それぞれ違います。
ですから、自分の価値観だけでモノゴトを見たり意見を発したりするのは
思い込みや偏った見方になってしまう恐れがあります。

言うまでもなく自分の価値観は大切です。
しかし、他人の価値観と違うからといって相手を認めない、自分の価値観を押し付けることはいかがなものでしょう。

もちろん相手に求められたのなら別ですが。

私も人間です。完ぺきではありません。
ですので、思い込みや偏見を極力減らすために、SNSのプリズム効果のように自分の興味関心があるものに情報が偏ってしまわないように時間を作っては以下のことを心掛けています。

違う観点で物事を見ている人の言葉に耳を傾けてみる
やったことのないことをやってみる
行ったことのない場所に行ってみる
今まで接したことのない文化に接してみる
そこで暮らす人々の話を聴いてみる

なるべく新たなモノ・コト・ヒトに出会うこと。

別に遠くに足を運ばなくてもいいのです。
普段接したことのない人と接してみるのも、新たな価値観を知るきっかけになります。

そして大切なことは、捉え方です。

もし、正面が受け入れがたいのであれば裏面に視点を変えてみる。
斜めから考えてみる。すると、どこかの角度で新たな発見があるかも知れません。
必ずしも見えている部分だけで判断する必要はないのです。

モノ・コト・ヒトは一面だけではないこと。
そんな見方をしていればコミュニケショーションも円滑にいくのではないでしょうか。


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