みずうみ

都内で働く会社員。

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最近の記事

まだ学校でう⚪︎こをしても笑われるのか?

もはや大昔の話であるが、私は小学校や中学校でのスクールカースト内では決して上位層ではなかった。少なからずイジメられていたような気もする。理由はいくつかあったと思うが、これは確実だなという要素があって、それは私がよくう⚪︎こを学校でしていたからではないかと今でも思っている。 私には過敏性大腸炎という持病があった。大層な病名だが、要は「緊張すると下痢をする」人間だったのである。そして、この過敏性大腸炎と小学校や中学校という社会の相性がまあすこぶる悪い。 この社会では、高校、大

    • 駄文を書いても良い世界

      とある業務のために、トレンドに敏感なビジネスパーソンが好んで読むようなビジネスメディアでよく読まれている記事コンテンツをひたすら追っていたら、結構喰らってしまった。 どの記事も、成功した理由や、開発の裏側だったり、あるいは、やれDXだAIだリスキリングだのと、どこかで見たことあるようなテーマや切り口ばかりである。そして、どの記事もすべからく圧がすごい。とにかく分析してやろう、わかりやすく噛み砕いてやろうという編集者や書き手の心意気がすごすぎて、ほとほと疲れ果ててしまったので

      • 12年ぶりにドラゴンクエスト6をプレイして思ったこと

        先日、ドラゴンクエスト6(ドラクエ6)を無事クリアすることができた。なぜ今になってドラクエ6に取り組んでいたのか。 そのきっかけは、とある飲み会に参加したときのこと。たわいもない話で盛り上がっていたのだが、そこでのトークテーマのひとつに「人生で2回以上観た映画はあるか」というものがあった。 そこにいたメンバーは、スターウォーズはつい何度も観てしまうと言ったり、トップガンの最新作を1週間で2度観たと言ったりしていた中で、私は特に浮かばなかったのである。 飲み会の帰り道、私は

        • ヴィレヴァンでジュークボックスを見て切なくなった話

          今年3月、東京はお台場にある大型ショッピングモール「ヴィーナスフォート」が22年というその長い歴史に幕を閉じた。 ここ最近はお台場もすっかりオワコン扱いされてしまい、ヴィーナスフォートはそれを象徴するような施設になっていたように思う。私はお台場周辺のカラッとした人工的な賑やかさが好きで、特に予定のない休日はゆりかもめで何をするでもなくお台場に行っていた。なので、ここ数年のヴィーナスフォートの閑散とした雰囲気も知っている。 それゆえに、異国の地でのんびり散歩しているようなあの静

          「旅の宿」への強き思いを、ドラッグストアで見つけた

          #買ってよかったもの ということで、 この記事で紹介したいと思っているのは、ボディソープである。 私は割と肌が強い方で、これまでの人生で大きな肌トラブルに悩んだ経験があまりなく、それゆえに、自分の肌をいたわるモノ選びにこだわったこともそれほどなかった。 なので、いわゆる“推し”ボディソープなんて未だかつてなかったし、そんな自分がまさか、ドラッグストアで見つけた瞬間に一目惚れし、その魅力についてこうして文章でまとめたいと思うほどのボディソープに出会うなんてこれっぽっちも思っ

          「旅の宿」への強き思いを、ドラッグストアで見つけた

          25年前の展示会の図録を欲しくなって

          その展示会は、1993年の川崎市市民ミュージアムに始まり、全国各地を巡回しながら展開され、1995年の熊本県立美術館の開催によって幕を閉じた。 当時の私は小学校低学年だったので記憶が定かではないのだが、東京都内で開催されたのは新宿・三越美術館だけだったようなので、両親に連れられて行ったのはおそらくここだと思う。 展示会の名は、「鳥山明の世界」。Dr.スランプやドラゴンボール、ドラゴンクエストシリーズのキャラクターデザインなどで知られる…などと改めて説明するまでもない、あの鳥

          25年前の展示会の図録を欲しくなって