ハネ桃のはなし
いつの頃から桃の産地となった愛媛県松野町。
桃の廃棄に関するヒアリングのために知り合った桃農園で、6月の袋掛け(Total 1日)と7月の収穫・選別(Total 1.5日)の手伝いをした。
6月の袋掛け
ハシゴにのぼり、桃ひとつひとつに袋を掛けていく。慣れない作業でバテた。
7月の収穫・選別
加工用は7月初旬に収穫、
生菓用は7月中旬に収穫と選別となる。
選別では、特上AランクとBランク、完熟、まだ青くさい桃の4種に選別する。Aランクは50個中1個あればいいほうで、完熟と青くさい桃が目立った。
7月初旬の収穫・選別では、熱中症になりかけてフラフラに。着ていた服装が作業時には相応しくなかったため、ワークマンとユニクロで揃えて半日のリベンジを中旬にした。
実のところ最近、お白湯倶楽部に入ったことで(あさぎーにょがお白湯倶楽部の部長笑)、発汗量が半端ないこともあり、農園で作業開始30分でアウトになってしまったのでした。
収穫の作業時には、鳥に食べられたり蛾に刺されたりと、傷がついてしまった清水白桃が立ち並ぶ。
傷がないところをかぶりついてみてくださいと、農園主さんに言われてかぶりつく。
みずみずしいジューシーな味わいに炎天下の暑さも思わずわすれてしまう。
桃にかぶりつくってなんて贅沢なんだろう。
ちなみに行く末がないハネ桃は土に戻るという。
お手伝い最終日に
桃持って帰っていいよと、
ご好意でハネ桃をいただいた。
ほんの少しの手伝いではあったが、桃が作られる過程を経験したからこそ、皿にあるハネ桃は、これまで食べた桃とは違っていろんな味がした。