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広島遠征2/M-1大阪二回戦

こんばんは。
水谷うーすけです。
10/5,6と広島遠征に行ってまいりました。
M-1対策ライブ二回戦ということで、おもちフライの参戦もあり、今回も石川エビフライとともに、そして今回は相方のお持田香織も一緒に四人で仲良く広島寄席を楽しんでまいりました。

コンビでの感想はまたラジオトークでお話ししておりますのでそちらを聞いてください。
おもちフライ側の感想も、フライドミーティングのアーカイブなんかを是非チェックしてくださいね。

今回は僕の個人的な感想なんかをまとめております。

まず、嫌われてなくてよかったからのスタート。
前回深夜テンションで広島のお笑いに触れた感想を長々と書いた挙句、M-1一回戦のウケ量レポなんぞをしていたら講釈を垂れてしまっている感じになり、挙句一回戦落ちとるやないかというね。
もうほんと広島の芸人は僕のことを嫌いになってしまったのではと震えていたけれど、温かく迎えてもらえてよかったです。

二日で9本もネタをやらしてもらって、本当に実りのある、そして刺激のある二日間だったように思う。
行きも帰りも車の中はワイワイとやかましく本当に楽しかった。
おかげさまで客引きと9ステに耐えきった僕の喉は帰りの車でガスガスになり、翌日にはきっちり疲労のシワ寄せがきて激しい頭痛で仕事を休むというね。
本当、歳はとりたくないものですなぁ~ンンン。。。

広島寄席は、本当に今までの短い芸人人生の中では、一番大きな手ごたえと収穫を手に入れたと思う。
今まで、石川エビフライにカルピス漫才師などと揶揄されながら、自分たちが思う面白を必死にお客さんに伝えるべくもがき続けていた。
けれど、やはり思うように返りがなかったり、渾身のボケを外したり、強いと思うワードが刺さらなかったり。
構成を変えてみてもそもそも根本を理解してもらえてなかったり、芸人にしかウケてなかったり、本当に自分たちは面白いのかどうかすら怪しく思えてきそうなほどに何の結果も手に入らない。
そんななかで、少し前に手に入れた課題をお互いにこなすべく色々と模索する中でできた9本のネタを広島でぶつけた。
その結果、今回持って行ったネタは全てのネタが狙ったところで返りがあった。
しかも、9本中滑ったネタは一つもない。
それどころか、公演中イチウケと思える返りが二、三回あった。
とてもうれしいことだった。

僕らは依然として自信はない。
それもきっとお互いに。
それでもコンビとして仲良く続けていく希望が持てるのは、二人ともどうしようもなく漫才が好きで、お互いがお互いを面白いと信じているからだ。
僕は、自分に過剰な期待をしてはいなくとも、橋本が言う''相方は面白い,,という言葉を嘘にしたくはない。
だからこそ、面白くなろうと頑張っている。
この広島の遠征で、僕というキャラクターの模索が一つ成功したように思った。
それは大きな前進だ。

僕らは広島で得た多くのものをこの先の壁に全部ぶつけていこうと思う。
僕らはまだまだ発展途上だ。だからこそ言えることは、前回の僕らより確実に今の僕らは面白い。
もっと面白くなります。
これからもよろしくお願いします。

さて、その他にもM-1のお話です。
M-1の2回戦、大阪の分が昨日終了しましたね。
どえらいところが落ちていました。
百点飯店さん、ガングリオンさん、そしてジェームズさん。
マジでどんだけ壁分厚いんじゃ……。
15年でわし等は到達できるんか……。
楽屋Aでご一緒したり拝見する錚々たるメンツが、2回戦突破の壁に阻まれている事実。
とてもとても苦しくてアツい。

話を広島に戻しますが。
二回戦対策ライブ、と銘打って開かれていた今回の寄席。
その中で僕は袖で大概の組は一回ずつネタを聞いていたと思う。
みんな三回戦に向けてネタをブラッシュアップしたり、変化を加えたり色々と工夫をして面白くなっていてすごかった。

僕は漫才を始める前から割とどっぷり漫才好きでM-1グランプリも一回戦から動画を追いかけているので、もちろんYOUTUBEに上がる三回戦の動画はほとんど目を通している。
正直なところ、ひいき目に見てしまう部分はあるので知り合った人たちには本当に二回戦を突破してほしい気持ちだった。
けれど、これは臨んでいる本人たちの方がよくわかっていると思うけれど、二回戦は急に一流と二流のふるいに掛けられる。
そのレベルの高さを、僕はプレイヤーではなくオーディエンスとして知っているだけに、内心厳しいかもなと思っている部分も少なからずあった。
けれど、現状広島寄席出演組、大阪2回戦終了時点で通過は0組。
現実は非情だ。
本人たちは万全の対策をしたはずだ。
故に、悔しさは僕に推し量れるはずもない。

多分、あの場にいたM-1戦士の全員が思っている。
「マジで面白くなりたい」
当たり前のことだ。
生活も命も何もかけていない僕らでさえ、それだけは強く思っているのだから。
漫才に何年も時間を注いできた彼らがそれを思っていないはずがない。

というわけで、一月以降の話をします。
一月で僕たちシャイニングわんらぶは結成一年となり、同時に僕も芸人生活一年を迎えるわけですが。
今まで橋本におんぶにだっこだった主催やらのことを、僕主導でも少しずつ動かしていこうと考えております。

その中で、広島に限らず関西寄りの地方でお笑い活動をしている人と大阪勢で何か刺激になるイベントができたらなと考えているので、有識者何か案をください。(僕もちゃんと考えます)
まだ東京組が残っていますが、このままではみんな終われないことでしょう。
来る2025年、大阪楽屋A並びに広島フォレストシアターの芸人が三回戦出場者の名簿に一つでも多く名前が載るように、切磋琢磨していきましょう。

今回の感想はこんなところです。
僕らは10/19に帰郷後一回目の口火があります。
そろそろ一位取りたいぞ。

それでは。

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