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11.13 お寺と銀杏と仕事の記録

出張から帰ってきた同僚が
「ご住職が今年はいっぱい採れたからって、もらったんやけど食べる?銀杏…」
「え”っ…もらってきたの?」(;゚Д゚) ←たぶん、ホントにこんな顔していたと思う。

もらってきた銀杏を見てみると…

お~これはこれは

ここまでキレイにしてくれていたら、ありがたい。ご住職、大変だっただろうなぁ。
「なんか、ご利益ありそうだよね~」とテキトーなことを言いながら、先ほどまでとは打って変わって、ご機嫌でレンチン準備。

はじめてレンジでやってみた。ネットで検索したら紙封筒に入れて30~40秒って書いてあったので、やってみると…「うわぁ~キレイ。翡翠みたいだぁ」と思いながら、更にレンジで加熱。そう、私、知りませんでした。

…あれっ?黄色くならない、なんで?

再びネットで調べてみると…
シーズンより早く収穫された若い銀杏は、加熱しても緑なのですね。そのまま翡翠銀杏と呼ばれているそうで。歳を重ねていても自分でやらなきゃ知らないことって多い。知っていることしか知らないんだよね。
まだまだあるので次回こそは、翡翠銀杏を食べたいと思います。

せっかくキレイにできていたのに
加熱しすぎて焼き銀杏みたいになっている

お寺の境内には銀杏の木があるところ、多いと思う。銀杏の木は、とっても水分量が多く燃えにくいのだとか。お寺を火災から守ってくれるように銀杏の木を植えているお寺が多いのだろう。
西本願寺御影堂前にある大銀杏は、枝の先から水を吹いて火災からお寺を守ったという伝説があるとか。
うちの会社がある商店街にも街路樹として銀杏の木が植えられているけれど、大量の葉っぱが落ちる前に枝が切り落とされる。それでも秋には掃きそうじが必要になるくらい、銀杏の木って生命力強いよね。どんどん新しい芽が根元から出てくるのを見ていると、生きることに純粋だなぁと思う。


本日の珠数つなぎ

修理品 略式念珠 羅漢彫 赤瑪瑙仕立

ちょっと彫が荒いけれど、よ~く見てください。羅漢さんの彫刻入り。


修理品 略式念珠 木堆朱


今日は、珠数つなぎ少なめ。
仕掛け品が多くてアップできるものが無かった。
明日から連休とるのでバタバタ…休みをとろうと思うと無駄に気ぜわしくなる。アレやっておいた方が良いかな…コレもやっていた方が良いかな…きっと、やらなくても大丈夫なのにキリがない。あぁもう少し落ち着きのある大人になりたい。


お疲れさまでした。