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【研修講師として学んだこと】教えるのは教わるより難しい

1995年。もう25年も前のことですが、昔話にお付き合いください。

大学を卒業した私は、地元の金融機関に就職。窓口のお姉さん(当時はテラーと呼んでいました)として働いていました。

窓口業務の研修に参加する機会に恵まれた際、出会った講師の先生から「いつか一緒に研修をしましょう!」とスカウトされ、2000年に研修講師として仕事をスタートしました。

研修講師として「人前で話すこと、教えること」に携わり、「教えるのは教わるより難しい」を痛感しました。また「受講生が満足する研修」と「受講後に役立つ研修」が違うということに気づき、「短時間で身につけること」「実践できること」を最大の目標として教えてきました。

その時感じたこと、考えたことは今も変わらず、です。

難しい知識を教えることよりも、直ぐに実践できること・効果を感じられることを教えることが何よりであるとおもいます。

難しい知識を学ぶと受講生の満足度は高くなります。けれど、「理解する≠実践できる」というのが現実です。ビジネスの場面では、「あとひと押し」とわかっていても難しい。

研修の際には、受講生から、お断りの言葉を集めロールプレイングを行っていました。ロールプレイングの手法については、次に記事でまたご紹介したいとおもいます。




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