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2024年の「エンジニア活動」を振り返る
アプリケーションエンジニアをやっている水野拓海といいます。
私について詳しく知りたい方は、以下の職務経歴書を見ていただけると幸いです。
https://storage.googleapis.com/takumi-mizuno/job-history.pdf
2024年は新たなことにチャレンジする激動の1年でした。
そして、関わる仕事それぞれに「思想や信念」があったことが、私の「エンジニア人生」をより豊かにしてくれたと思います。
関わってくださった皆様には、感謝の気持ちでいっぱいです。
ありがとうございます。
そんな1年を振り返っていきます。
受賞
今年は3つの賞をいただきました。
「評価と実体が乖離していないか」と心配になりますが、素直に嬉しいです。技術者としての人生を選んで良かったなと。
Google Cloud Partner Top Engineerは、Googleから表彰していただく個人受賞。エンジニアとして評価いただけたことがとても自信に繋がりました。
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グッドデザイン賞は、私が関わらせていただいている思い出書店での受賞。「デザイン性」「社会性」の観点から評価いただけたことで、私の活動が社会貢献にも繋がっていることに喜びを感じるひと時となりました。
Zenn特別賞は、Zennから表彰していただく技術記事に対する受賞。このネタが意外とハマったっぽく、アドバイザーとして案件にスポットジョインしたり、イベント登壇させていただく機会をいただきました。
開発
今年は様々な役割を担わせていただきました。特に今年は「テックリード/アーキテクト」として関わることが多かったです。
テックリード/アーキテクト(技術選定やアーキテクチャを担当)
PM/PL(顧客折衝、スケジュール管理、品質管理、チーム管理、タスク管理、etc.)
提案活動(ヒアリング、課題定義、提案シナリオ作成、アーキテクチャ策定、見積、etc.)
上流工程(要件定義、設計)
下流工程(実装、テスト)
技術領域としてもバックエンドとSREを中心に様々な領域に挑戦する年でした。
アーキテクチャ
DDD, Microservices
フロントエンド
Typescript, Nuxt.js
バックエンド
Golang, Nest.js
MySQL, PostgreSQL, NoSQL
SRE
CI/CD, O11y
Terraform
クラウド
Google Cloud (Cloud Run, CI/CD, O11y, DB, etc.)
今年はSRE分野が初挑戦であり、刺激的な1年でした。
一方、フロントエンド分野に課題が残ったので、来年はフロントエンド分野に力を入れたいと思っています。
チームに「良いものを作るんだ」という志があったこともすごく良い体験でした。私のポジションはその文化を作る側だったのですが、メンバーの主体性と優秀さのおかげで良い文化が作れたと思っています。
出張
おそらく人生で一番飛行機に乗った年だったんじゃないかなと思います。多分、30回以上は乗ってます。東京だけでなく北海道、京都、徳島、福岡、アメリカなど、様々な場所に行かせていただきました。
イベント登壇やワークショップ等を行わせていただき、お客様やチームとコミュニケーションを取っていきました。基本はフルリモートなので、使わない筋肉をたくさん使って疲弊しまくる日々でしたが、それを吹き飛ばすくらいの「人の出逢い」「最高の開発者体験」があったと思います。
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特にアメリカで行われたGoogleイベントにて、現地のGoogleスペシャリストと議論をして、Google Cloud プロダクト(Cloud Deploy)のフィーチャーリクエストを投げられた時間はとても有意義でした。もちろん私は英語を話せないので、たまたまその場にいたGoogleの山口さんにお願いをして通訳をしていただきました。(山口さんありがとございます)
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登壇
10回の登壇、参加者は合計1,434人でした。
「話すこと」に対する苦手意識がなかったため、自身の得意領域が発揮できた活動でもありました。通常業務と並行してでの活動でしたので、私の活動に支援いただいた同僚の皆様に感謝の気持ちでいっぱいです。
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記事執筆
7つの記事、PV数は7,787でした。
登壇に軸を置いていたため、記事数は少ないものの、PV数は及第点をあげて良いかなと。
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2025年の目標
2025年の目標は今のところ2つです。
「経済性」より「社会性」を重視したプロダクトのみ関わる
フロントエンド技術の強化
1に関して、私は未熟者で「仕事を選ぶ立場」にはまだまだ至っていませんが、少しでもシフトしていけるよう取り組んでいきます。
2に関しては、1を実現するために足りていない技術の1つです。「社会性」の高いプロダクトは、組織が小さく不確実性の高いことが多いため、複数分野で一定のスキルが求められます。今はメインスキルがバックエンド、サブスキルがSREなので、2025年はフロントエンドもサブの仲間入りにできるよう力を入れていきたいです。
2025年も「エンジニア人生」を楽しみたいと思います!