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【シェアバイクでプチ旅】南洋の島々
東京の夜道は明るくて意外と自転車でも走り易い。
九段下駅前の生涯学習館に、戦時中、兵役中の軍人さんが派遣先各地で描いた絵を見に行って来ました。
写真撮影オーケーということでしたので、自分がガラスに映り込むのもモノともせずに、かぶりつくように撮りまくっていました。
パンダンの実ってこんな感じなんですね。タイ料理で、葉の方を料理に使うのしか知りませんでした。
ちなみに戦時中ですので、年号は2603年と皇紀で表記されています。
こちらが先ほどのパンダンの実の写真になります。やはり絵の方が趣があっていいですね。
私にとっては祖父母の時代、今の世代でも曽祖父母くらいですが、日本が戦争をしたことを知らない人も多いと聞いて愕然とすることがあります。
防空壕での兵士達の絵。いつ死ぬか分からないから、精神を保つ為にも死の直前まで笑みを絶やさなかったのかも知れません。
とはいえ遺骨は殆ど帰って来ていませんが…。だんだんと、先日訪れた戦没者墓苑の位置付けが分かって来ました。
マラリアで亡くなる兵士も多かったのでしょう。軍医による克明な蚊のスケッチと観察記録が残されていました。
まるで自分も戦地に赴いたかのような気分になりました。
南方の戦地に行った兵士達が、一瞬だけでも海外旅行気分を味わってくれていたのだと思いたい。
会期は明日までですが、19時までやっているので仕事帰りでも寄れますね。