何もないのが四合目

画像1 あまり印象に残っていない四合目だったのですが
画像2 かつて大黒天がここで祀ってあったようで
画像3 大黒小屋についての説明書きがありました。大黒天は、日本には密教とともに伝わったインドの神様(シヴァ神、マハーカーラ)で、神様なのに左肩に背負う袋の中には仏教の七宝が入っているのは仏法と仏教徒を守護する天部の護法神だから。中国では財福の面が強調して祀られ、日本の神様である大国主神と習合した(要するに混同した)結果、右手に打出の小槌を持つ食物・財福を司る神様になったそうな
画像4 こちらは6年前に写真ですが、当時から跡地だけで何もありません
画像5 四合目は何も目ぼしいものが無かったので、あとからこじつけたのかもしれませんね。この辺りは、三合五勺と呼ぶこともあったそうですから
画像6 大黒小屋は、宗教団体の富士講の御師(おし)の一人が持っていた山小屋とのことで、いわば会員制の休憩所といった感じだったのでしょう
画像7 そうえいば、緑は多いけど花を見ていないなと思ってあたりを見渡すと、素朴な野花を発見
画像8 丸太にキノコも生えておりました。