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[後編](ほぼおひとり様な)私のアフタヌーンティー振り返り2023
前編中編はこちらからどうぞ。
④ジュリスティールーム(ジュリスアフタヌーンティー秋ver)
最寄りは麻布十番。人生で初めて降り立ったと思う(半ばおのぼりさん状態…)。
アフタヌーンティーは電話にて要予約。
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一見すると非常にオーソドックスなメニューに思えるかもしれないが、一度口にすると、個々の味の奥行きと深みに驚かされる。
レモンドリズルケーキのジューシーさ。
クレームブリュレからガツンと香る生姜。
ハニーコムが添えられた、濃厚なバニラアイス。
伝統を守りつつも、進化(深化、とも言えるのかも)を恐れない姿勢をビシビシ感じるというか。
オーナーのお父さまが接客をしてくださる。
やや近寄りがたい印象があったけど、自分の渡英体験やアフタヌーンティーの感想を伝えると話が広がった。必ず再訪すると伝えたので、職場の繁忙期との相談にはなるけれどもまた行かなければ。
※こちらのお店のスコンについては既に先出ししました。読んでいただける方が多く嬉しい限りです。
⑤ハーブストーリーズカフェ(ホーリーホーリークリスマスアフタヌーンティー)
最寄りは大岡山。
ホームページを見ると、季節限定アフタヌーンティーは基本的に2名以上の利用が前提なのかなと思われる。カジュアルアフタヌーンティーは1名利用OK。
ただ、今回は平日で繁忙期を外した日程だったためか、1名でも対応していただけた(カジュアルの提供でもそれはそれで良いと思っていたが)。
予約はメールフォームからの問い合わせになるので、お店に確認してみると良いのかもしれない。
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特徴的なのは店名の通り、ハーブを使ったフードやティーが豊富なこと。
繁忙期明けでオペレーションが一部噛み合わないなど、スタッフさんがやや疲れていた感もあるけど、接客もメニュー構成も、かなり頑張っていらっしゃるお店だなと思った。
スコーンは迷ってしまうくらい種類があった(プレーンスコーンも、カントリータイプとブリティッシュタイプの2種類あり)。好きなタイミングでリベイク可能で、ほかほかの状態でサーブしてもらえる。
スコーンのお供もこれまた豊富で、今回はりんごのコンフィチュール、ゴールデンシロップに加え、ロダスのクロテッドクリームが丸々1つ(!)というのは中々お目にかかれないのでは。
スイーツ系も1つ1つ十分な大きさがありスパイスしっかりめで食べ応えがあった。
決して大きなお店ではない中でこれだけ頑張っているので、どうかあまり無理せずに…と感じながらお店を後にした。
今後も定期的にホームページをチェックしていきたいところ。
以上、2023年に私が足を運んだ英国式アフタヌーンティーを3回に分けて振り返ってみた。
来年は年始早々銀座三越のスコーンパーティーもあるので、新規開拓もしつつ、また美味しかったスコーンをぜひ書き残していきたいと思う。
今週朝ごはんに食べているスコーンを添付してこの記事を締めようと思う。今年の美味しい出会いに感謝。
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焼き菓子店らしい素朴さと生地のサクサク感がたまりません。