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クレヨンハウス東京店 『立ちあう保育』 パネル展開催中

3月に刊行した『立ちあう保育』(村中李衣・相沢和恵/著 ミズノ兎ブックス)のパネル展が、ただいまクレヨンハウス東京店で開催中です。
9月24日(火)まで、展示していただきますので、ぜひ足をお運びくださいませ。

クレヨンハウス東京店さんには、吉祥寺に移られてから、初めて伺ったのですが、吉祥寺の街にとても合っていました。
吉祥寺の中でも、好きなエリアにあって、うれしくなりました。
展示を見ていただいた後は、吉祥寺散策もぜひ。

店内は子どもが楽しめる空間で、常連さんの親子の居場所にもなっていてほっこりです。
残暑が厳しいので、店内でじっくり絵本や児童書を選ぶのもいいですね。
著者の村中李衣さんの児童書・絵本もそろっていました。
どれもおすすめです。村中先生の作品は、心に沁みるんです。

本書の装画を提供くださった、こしだミカさんの新刊『すいぞくかんであいましょう』もありました。海の生きもの、水族館で働く人々が描かれていて、おすすめです。
ダイナミックで力強く、そしてあたたかさあり、魅力的です。

本パネル展は、8月の1か月間、丸善京都店と大垣書店KYOTOイオンモール展でも開催し、好評いただきました。
本書冒頭80ページにわたって掲載している写真の中から選りすぐりをパネルにして、展示しています。

また、本書は、山口の新聞『長周新聞』(7月1日付)でも、複数の写真と共に取り上げていただきました。

「保育者は、子どもが成長するのを助け、自分も人生の生涯の完成に向かって成長をつづけるーー大人も子どもも関係なく、保育の現場は、ひとりずつが、自分の生涯の完成に向かって成長を続けていく現場。その一瞬一瞬の積み重ねこそが人生なのである。だから、保育者は、子どもたちひとりずつの人生に立ちあい、自分の人生にも立ちあっているのだ」、大人が子どもを教え導くという関係をこえて、共に成長しあうことだとくり返している。

『長周新聞』(7月1日付)

本書の制作過程で、保育園と保護者、地域の方々の信頼関係と強い結びつきを感じました。
掲載している写真は、過去50年にわたる膨大な写真の中から選び、掲載している写真はすべて、保護者・本人の許諾が得られたものです。卒園生たちとの関係性が今も続いていて、連絡が取れるということにも驚きですし、許諾が取れない写真がなかったのは、現代社会の中で奇跡だと思います。

刊行後も、保育園の先生方には本当に協力いただいて、感謝です。
地域力に感服。地方の魅力、ここにあり。

そして、本書とパネル展は、保育者の皆さまへのエールでもあります。

規制ばかりが強くなる保育業界で苦しむ保育者たちへ、保育の喜び、保育の原点を問い直し、今一度希望を紡いでいくための貴重な実践本でもある。

『長周新聞』(7月1日付)

危機管理、個人情報保護、安全安心。どれも大事なことだけれど、保育がサービスになってしまったら、なんか違うなと思うのです。
保育者と保護者が信頼関係を築きながら、共に成長しあい、お互いの人生に立ちあう。そんなまなざしをもつことが大事なのではと思います。

こうして考えると、保育関係者に限らず、誰もが自分と他者の人生に立ちあうというまなざしをもつことが大切なのかもしれません。

期間中、本書をお買い上げくださった方には、特製のポストカードをプレゼントします。
9月は秋分の日もあって、連休が2回!
クレヨンハウス東京店に、ぜひお越しください。

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