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「桃鉄」から学ぶ日本地誌

※前回までの記事と違って急に「ですます文」になりますが、これは僕が硬い言葉で書くよりも書きやすいと思ったためです。

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「QuizKnock」の記事

先日のTwitterに、「#桃鉄で学ぶ名産品クイズ」がトレンド入りしていました。

これはYoutubeにおいてクイズに関する動画をアップロードし続けている「Quizknock」さんによる記事で、テレビゲーム『桃太郎電鉄 ~昭和 平成 令和も定番!~』に登場する各地の物件リストからどの駅か当てよう、というクイズが掲載されていました。

※「桃太郎電鉄」(一般に略して「桃鉄」)はプレイヤーが鉄道会社の社長となって日本全国を回り、各地の物件を購入し、最終的に総資産が一番多い人が勝ちとなる双六ゲームです。僕はやったことないですが……

因みに、自慢ではないですけども、僕は7問全問正解でした。国内旅行地理検定中級合格してるしね。

ところで、この記事に「桃鉄」の魅力について、こんなことが書いてありました。

そんな「桃太郎電鉄」ですが、地理力の養成に非常に役立つゲームでもあります。日本の地理関係が頭に入るだけでなく、資産を増やすために購入する物件から、各地の名産品を学ぶことができる超優良ゲームなのです。


…………なるほど。


日本地誌はかく学ぶべきか

僕は幼い頃から地理が大好きで、特に日本地誌は一番興味のあることでした。実家にある勉強机の上には、今でも日本地図のシートが乗っけられています。

⇧実家にある日本地図シート。地図だけでなく全国の市区の人口などの情報も載せられています。因みに、鹿児島県阿久根市の読みが「くしきのし」(本当は「あくねし」)になっているなど、誤表記が多少ありますがそれはご愛嬌。

さらに高校2年生の時に静岡から東京へ電車を使って大学のオープンキャンパスに行き、鉄道好きになりました。そうして、ますます日本地誌に詳しくなろうとしたのでした。

しかしながら、僕は日本全国津々浦々の情報を、人並み以上に持ち合わせているのでしょうか?そう疑念を抱いたのは、僕は鉄道や旅行の動画を見たり、インターネットの情報を見たりしているので、知識に偏りが生じているのではないかと思ったからです。一般的な基準で、知識を得ることができないか、と。

そこで去年、「国内旅行地理検定」の勉強をした訳です。「国内旅行地理検定」(通称「チリケン」)は1995年から始まった旅行先の地理や観光情報を問う統一試験であり、事務局は株式会社JTB総合研究所が運営しています。

僕は「チリケン」のテキストと過去問を購入し、2ヶ月ほどひたすら暗記しました。そうして先述の通り、中級試験に合格することができました。

けれども、正直合格しても満足しませんでした。全国各地の表面的な地理を押さえられただけで、もっと深いところまでは到達できなかったと感じたからです。

そこで、「桃鉄」です。「桃鉄」も各地の物件リストには物件が書かれているだけで、表面的です。しかし、その物件がなぜその地にあるのか調べることで、奥深い知識を得ることができるのではないでしょうか。

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※引用元

シムラ,2021,「【地理力爆上げゲーム】「桃太郎電鉄」で学ぶ名産品クイズ!」QuizKnock(2021年2月9日取得,https://quizknock.com/momotetsu-quiz)

旅行地理検定協会,2021,「旅行地理検定とは」旅行地理検定ホームページ(2021年2月9日取得,https://www.chirikentei.jp/about/)

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