こまかい台湾事情(in台北)~トイレ、お支払いでのクレジットカード、LGBTQ関連等~


20年前から数回(覚えてるだけで今回7回目)渡航している台湾、昔の記憶は結構あやんふやんですが、今回の気付きを順不同で。


トイレットペーパー、流せる(結構)

知らん人は何のこっちゃですが、昔、トイレットペーパーは流してはいけないものでした。便器(馬桶)の横に大き目のごみ箱が置いてあって、そこに捨てるの。
今回、昔ながらの流しちゃいけない系トイレは台北で泊まった激狭ホテル(よりによって……笑)だけで、空港、駅、お買い物スポット等のトイレは「便器には衛生紙以外(トイレットペーパー以外のごみ)を流さないでね」という注意書きしかなかったです。
「衛生紙請勿丟馬桶」→衛生紙は便器の中に捨てないでください
「請う勿れ」で「~しないでください」ですね。漢文です。
[参考]
びろうな話で恐縮ですが、Taiwanのトイレ事情だよ (._.) ※おもにトイレットペーパーについて
・10年以上前は台北でも流せなかった ・ちょっと前に政府が「流しなさい」という方針を発表した、らしい ・最近の台北や台中はたいてい流せる ・高雄は「流せない」ところが多い気がする
今のところ流せるトイレに出会ってないぞーーー たぶん (._.) 第二の都市なのに… 地下鉄のトイレは利用していません、よって不明 清潔具合は「きれいな建物のトイレはたいていきれい」という感じ
(2019年12月の自分のpostより。高雄に行った時の感想)

お支払いはタッチ決済が便利

JCBカード(差し込み。メインカード)とVISAタッチ(ほぼ使わないサブカード)を持っています。先程台湾で使ったクレジットカードの明細を見ておったのですが、セブンイレブンではVISAを使っていたので、セブンイレブンではJCBがというより差し込みのカードがNGだったんだと思う、多分。他、JCBを出したところでもまずタッチ決済を試みられようとしました。タッチ決済対応カードじゃなくすみません。VISAタッチがあると便利です。
また行きたいなーって人はやはり悠遊カード(日本のSUICAみたいなICカード)を買っておくのが便利かと思います。公共交通機関の他、コンビニやスーパーでも使えます。コロナ禍前にチャージしておいた約4,000円くらい(帰国前に間違ってチャージした)は、ちゃんと残高として残ってました。やったー
JCBもVISAも使えず現金で支払った全聯福利中心(PXマート。地元系スーパーマーケット)でも悠遊カードは使えるみたいです。
尚、小さいお店では現金支払いしか対応してないっぽいなーというところもあったので、一部の国(デンマークとか)みたいに現金の持ち歩きはごく少額で……というのもあんまりおススメできません。

LGBTQ関連

「台湾は同性婚が可能」「台湾はゲイにやさしい(これは昔から言われている)」等、LGBTQフレンドリーとして知られていますが、これはTwitterで語られるイメージと実情は随分違うと思う。
1)レインボーフラッグや関連の標語は、西門駅(日本の原宿や渋谷に例えられる若者の街)でしか見なかった
2)西門駅すぐそばのシンボル的な建物・西門紅楼の中のトイレは男女共用だけど、わざわざそう書いてあった。駅やその他のトイレは男女別だし、なんなら男女別のピクトグラム掲示のわかりやすさは日本以上だった
3)西門紅楼(中に入ってるのは横浜の赤レンガ倉庫みたいなオシャレ系土産物屋がメインです)の中に場違いなゲイ向け下着屋が入ってたけど、誰も近寄らない
他にもあるけどこんなところ。
なのでTwitterで「台湾のトイレ、大丈夫かな……?(女装男が入って来ない?)」という懸念も見ましたけど、「西門駅エリア以外のトイレなら大抵大丈夫だと思う」が答えです。
考察↓
(._.)
台湾のLGBTQフレンドリーは 大体イスラエルと同じ ・LGBTQフレンドリー→そもそも「みんな」に優しい、良い意味で。LGBTQなんぞ関係ない ・普通に繁華街にホームレス、物乞いがおりLGBTQ(笑)やってる場合か? ・観光業に力を入れているがまだまだ対欧米が弱く、あらゆる手段でアピールしたい
(._.)
戦略としてやってる×国内に(対外的にも)問題が山積み イスラエルと根本は変わらん 最後に滞在したのが台北の西門ってエリアだけど、レインボーフラッグを見たのは「そのエリアだけ」 なので台湾は云々って断片的な情報がネットに流れてきてるかもだけど 実際はそんなもんです
(9月29日の自分のpostより)

日本語は通じるのか

日本人がよく行くところには日本語の掲示があったり、日本語メニューがあったりします。今回の旅行でスタッフさんから日本語で話しかけられたのは、ラルー(南投県)と台北のカルフール重慶店のレジ前のお土産コーナー及びレジ。飲食店の注文でよくわからんなーとモタモタしていたら「日本人? 韓国人?」と訊かれて日本語メニューを見せてくれたところもありました。
表示は台湾華語のみのこともあるけども、英語が併記してあることも多いので、「英語、なんとなくわかる」民だったら大丈夫です。なんせ旅行なのでそうそう高度な会話をしないじゃないですか(というマインドで海外旅行に行ってます。そして毎回ちょっと困る)。だいじょぶだいじょぶ
同じく中国語と英語が併記されているシンガポールでは、日本語の表示やメニューはほぼほぼ見なかったと記憶しているので、台湾は個人旅行初心者でも行きやすいんじゃないかなと思います。
ほとんど地元民しか行かないようなお店では英語も日本語も通じませんが、大抵どこでも、英語なら通じます。
[蛇足]
今回の旅行で一番困ったのが、桃園駅構内のモスバーガーでなぜか果敢にも台湾華語表記しかなさげな無人自動受付機に挑戦して、番号札は取れたが支払いができず、結局お支払いするためにレジに行かなきゃならないってことに気付くのに時間がかかってしまった一件です。この一連のモタモタで汗だくになり朝からめちゃ疲れました……そして苦労してオーダーしたセットは、思ったんと違った上に、モノの割にちょっと高かったw

エスカレーター、エレベーター

名古屋市のおばかさんが作ったおばかさん向け条例「エスカレーターは立ち止まって利用しましょう」はすぐにでも廃止すべきだと考えています。エスカレーターは歩き、要配慮者はエレベーターを使え
台北の公共交通機関では、
・エスカレーターに「立ち止まって利用」表示なんぞない(というか他の国でも見たことがない)
エレベーターの利用想定者のピクトグラムに「大型スーツケースを持った人」がちゃんと盛り込まれている
当たり前だよね。大型スーツケースを持った人が車いすやベビーカーユーザーに配慮してエスカレーターや階段を無理に使った結果、他者を巻き込む事故になりかねませんので。
前項のLGBTQでは非難の意味でアピールwって書きましたが、こういうちょっとした表示も含め、「観光客、来て!!!!!」のアピールと実際に受け入れる体制の整備について本当に頑張っていると思う。日本や名古屋が足りないところです。
(といわけで、スーツケースを持った公共交通機関の移動では障害者等には気を遣いながらガツガツとエレベーターを使い、身軽な時はエスカレーターを歩きましょう

付録 旅行に使える中国語単語

りーべんれん/日本人(Japanese)
いーが/一个 1個(one)
りゃんが/两个 2個(two)
いーがれん/一个人 1人(1 person)
りゃんがれん/两个人 2人(2 people)
とーしゃおちぇん?/多少銭? いくらですか?(How much?)
へんはお/很好 とってもおいしい(Delicious!)
9折 10%OFF(8折だと20%OFF、以下略)
買1送1 1つ購入につきもう1つプレゼント(Buy one, get one free)
かー/卡 カード。バスに「上下車請刷卡」と表示されていたら「乗車及び下車時にカードをタッチしてください」※
ぷーやお/不要 要らないです(I don't want it.)
うぉーやお/我要 要ります(I want it)
だいず/袋子 袋(shopping bag)
ねいよん/内用 イートイン
わいたい/外帯 テイクアウト
しんちーいー/星期一 月曜日(Monday)、月曜以降は最後の数が増えるだけ
まーとん/馬桶 便器(toilet)
でぃう/丟 落とす、捨てる(dispose)

組み合わせれば、どうにかいけます。だいじょぶだいじょぶ

※日本でも乗車時及び下車時にICカードタッチってあるじゃないですか。で、下車時は「下車する時」に下車しながらタッチするじゃないですか。台北で乗ったバス、みんな「降りる1個前のバス停くらい」から下車のタッチをしていました。あれなんでなの~

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