13年目のW11-逆風に立ち向かう中国Eコマース大型キャンペーンの今を語る-前編
中国ないし世界最大なECキャンペーン「W11」。今年は、「W11不要論」「W11マンネリ論」が蔓延し、「反消費主義」の波に大きく叩かれ、様々な逆風が起きている一方、「米中貿易戦」の国際的な背景における中国では、W11による国内消費への刺激も欠かせるものではないというジレンマ。その実態を語ります。
■はじめに・2021年W11の数字ハイライト
<アリババ社>
・累計GMV5,403億元(約9.6兆円) 前年比8%増
・開始1時間で、2600のブランドが去年1日の売上額を達成