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後遺症との戦い
薬物依存後遺症は回復する。
私はドラッグの後遺症で12年間苦しみました。その間DARC入所や自助グループにも通いました。でも、今は結婚して2人の子供を与えられています。
妻が子供を妊娠した時は覚悟をしました。
ちなみに妻と結婚を決意した時、なぜか私は障害者手帳の発行を申込みました。それは、万が一これから先、自分がおかしくなった時に、障害者としての証明書となり、説明不要で病院側にも理解してもらえると思ったからです。
私なりの先行き不安に対する、わずかな対策でした。
でも、それほど私は人生のやり直しに本気でした。結婚を決意して、建築現場の仕事で生活保護を切り、月に一度心療内科の往診に必ず行き、処方された薬をしっかり飲み続けました。
(今までこれをしてきませんでした。途中で診察をやめ、処方薬も飲まなくなっていきました。)
今でもこれは本気でやり直し、生きていくための責任であると思っています。
そして一番大切なことは夢中になれることを見つけること。なにか夢中になれるものが見つかったら、とことん勉強し、途中で投げ出さず、諦めず、もう二度と前の生活に戻らないと信じることです。
私は3度目の精神病院が最後の入院生活ですが、担当医師に「あなたは忙しくしすぎたけど、かえって良い方向に向かったケース」と言われたことがあります。
さすがに今は子供が2人できて、いろんなことを取捨選択して優先順位を立て、自分が苦しくならないように気をつけています。
私は精神病院を退院して7年が経ちました。30歳の時です。
18歳の時から薬物依存後遺症で幻聴、幻覚に苦しみました。
この7年で結婚、子供が与えられ、仕事もフルタイムでやっています。
その間に得た資格は、神学校卒業、高卒認定取得、介護福祉士(一時期ヘルパーをしてたときのもの)です。
現在はプロテスタントのキリスト教会の開拓伝道と平日は塗装工として働いています。
まず、病院の担当医師や信頼できる人から言われたことを忠実に行い、報告し、連絡し、相談すること。
途中で投げ出さず、一日一日を信じて地道に歩めば薬物依存後遺症からの回復は可能です。