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ツツジとの出会い

昨日近くの駅前でやっていた環境フェスでツツジをもらった。

 私は、結婚するまで住む場所を転々としてきました。今、実家以外で一番長く住んでいるところが八王子です。

 薬物依存になってから結婚するまでで、7回くらい住む場所を転々としてききました。仕事の都合でと言えば少しは格好つくかもしれないけど、そうではありません。薬物依存の後遺症で施設や社会復帰後の一人暮らし、フラッシュバックで転々と。という感じです。だからそのたびに、観葉植物とかを育てても長く見てあげることはできませんでした。

 昨日4歳の娘と買い物の途中で、環境フェスに立ち寄りました。すると、無料で日の出霧島という鹿児島県によく自生されているというツツジを配っていました。

 私「どうせ育てるのは無理だろう。俺が持って帰ったらツツジがかわいそうだ」だからそこを通り過ぎました。でも、次の瞬間娘の手を引っ張ってツツジの列に並びました。私はアンケートを記入して、一番小さなツツジを取りました。娘の手を引っ張ったのは、これからは違うと直感したからでした。

 ベランダで持ち帰ったツツジを眺めていて、もっと自然と交わって一息つく大切さを感じました。なんだかいつもそこにいてじっと生きて、人間を励ます力があると思いました。まだ花を咲かせていないツツジに心が癒された気がしましました。

 私のフラフラと生きていく人生は30歳の時にイエス・キリストと出会って終わりました。

 私は普通の人やみんなとは違う星に生まれた、虚しい人生を生きていくために生まれてきたと思ってた時期がありました。でもそれは違いました。今は大切な家族がいる。大切な人のために犠牲になれると思う。

 今生きる事をやめてはいけない。雨が降らなければ、虹は出てこない。そしてやり直しの人生を生きていくとき、もっと辛いことや悲しくて苦しいこともある。だけどやめたらいけない。やめてしまったらたどり着けるものもたどり着けなくなるから。
 一緒に頑張りましょう!

笠智衆という俳優の著書『あるがままに』
「人にはその人にあった”分”があるのではないか、とー。ただし、地道に努力していれば、いつかは少しは認められるようになるのではないでしょうか。不思議なもので、誰かが見ていてくれるように思うのです。誰も気づかないようでいて、実はそうではない、と思うのです。」

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