みずのさん

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みずのさんのノオト:文化と記録

昔は、文字を読んだり書いたりするのは、一部の特権階級、貴族的な人たちに限られていたので、その頃の記録も、その層が中心のものになる。 平安絵巻と言われたりするあの頃なんて、まさにそんな感じで、一部の記録はあるものに、日常的に庶民が何してて、どういうものを食っていたのか、何を思っていたのかなんて話は残らない。 これが江戸時代の後半にもなると、町民文化が花開き、それらの記録も多く残されるようになった。 今知ることの出来る江戸風俗が、どれほど当時の状況と同じなのか確認する手立てはな

    • みずのさんのノオト:飛び出し看板

      横断歩道を中心に置かれている、子供の飛び出し看板。 飛び出しくん、飛び出し坊や、などと呼ばれているアレ、その起源は滋賀県の『とび太くん』という説がある。 設置した側からすれば、ここから子供が飛び出すかも知れないよ、という注意喚起の意味があると思うが、あれは、本当に正しいんだろうか? 例えば横断歩道。 ドライバーは、横断歩道に差し掛かる時、横断する人やしようとしている人がいないか確認するわけだが、横断歩道の数に対して、実際に歩行者が渡る割合は、かなり少ない。 結果的に、多くの

      • みずのさんのノオト:2台目のNintendo Switch

        我が家のゲーム機事情。 自分用(?):Nintendo Switch → テレビに接続しているので共有にもなる 家人、子供:それぞれ、自分専用のNintendo Switch Liteを持っている 最初に買ったということもあるが、私だけ大きな画面に接続していて見やすいじゃん、という話もあるが、マリオカートなどみんなで遊ぶ場合は、そちらが専有される訳で、何だろう、自分専用のやつが1台欲しいなぁ、という話。 ゲームボーイの時代なら、何台買おうが、カートリッジを差し替えて遊べば

        • みずのさんのノオト:基準なき基準に生きる

          学術の成績やスポーツの順位。 それぞれの科目や種目によってルール化され、その基準が明らかな中で競うこと。 人生において、極めて普通に遭遇する序列決めだろう。 明確な基準があり、それを皆が認識しているから成り立っている枠組みと言える。 一方で、明らかな序列のようなものが存在し、かつ、それが一般的にまかり通っているが、その実、明確な基準が存在しないものがある。 例えば、かわいさ、きれいさ、という評価だ。 様々な平等が叫ばれる時代に合わないかも知れないが、残念ながら、かわいさやき

        みずのさんのノオト:文化と記録

          みずのさんのノオト:口腔内凶器

          義歯が割れた。 7月頭のことだった。 正確な分類を知らないので義歯としたが、ブリッジと称される部分が、劣化して割れた。 場所は奥歯の少し手前の上の方。 すでに、その下の部分は処置済みなので、痛みがあったり冷たいものがしみることもない。 物理的に食べ物が詰まる、程度の不自由か。 ただし、問題がある。 歯は当たり前だが硬い。 歯はモース硬度で7らしいが、これは水晶と同等の硬さを意味する。 もちろん、硬さだけでなく脆さもあるので、一概に強弱を判断出来ないが、硬いのは確かだろう

          みずのさんのノオト:口腔内凶器

          ささやかな飯テロ 24:肉を焼こう

          やきまるII 調理器具が主役の回。 やきまるIIは、岩谷産業いわゆるイワタニが発売している家庭用焼き肉グリルだ。 お家焼き肉は、後片付けや調理面積までを総合的に考慮すると、どうしてもホットプレートに分があるのは否めない。 実際、我が家も長らくそうであったが、何というか、脂は飛ぶは、煙は上がるわ、それなりに手間がかかる一方で、肝心の焼き肉本体(?)が「こんなものか」という感じで、手間と味が釣り合っていない気がしていた。 卓上だけでなく、床や家具、主要な部分を新聞紙で覆い、そ

          ささやかな飯テロ 24:肉を焼こう

          みずのさんのノオト:ハンディファンを求めて

          夏休み、朝の涼しいうちに宿題を そんな時代は遠い昔となり、ここ最近は、朝起きたら真夏、酷暑という状態だ。 いや、下手をしたら熱くて寝られず目を覚ました、という人もあろう。 これが異常気象なのか変動の誤差なのかは分からないが、暑いのは確かだろう。 そんな中で市民権を得たのがハンディファン。 すでにある程度充電済みで売られているので、箱から出して、そのまま使っている人すら見かけることもある。 実際に何種類持っているが、実際に使える場面、使えない場面がある。 まず、外での使用。

          みずのさんのノオト:ハンディファンを求めて

          みずのさんのノオト:I have to see myself

          フラッシュバルブというらしい。 弊社の一部トイレ、最近、このタイプに交換された。 女子の方は分からないかも知れないが、小便器用の水を流すボタンだ。 要するに、用を足した後に流すためのボタンで、多くが赤外線などで自動になっている一方で、このタイプの手動式のものも少なくない。 笑ってしまうのが、これ、500円玉くらいあるボタンの表面が、ほぼ鏡面になっている点。 身長などの個人差があり、『見下げる』角度も一様ではないが、私の場合、用を足そうとすると、ちょうどベルトのバックル付近

          みずのさんのノオト:I have to see myself

          みずのさんのノオト:一人焼肉×3

          秋葉原に家族で訪れた。 夕食、どうするかねぇ、という話になったが、あの街は、一人かグループでの食事はともかく、ファミリー向けというのは微妙というイメージがある。 もちろん、あるにはあるだろうが、インバウンドとやらで国籍カオスな状態になっており、それなりの店構えの店は、ことごとく行列じゃなかと思っていた。 そんな時、ふと目に入ったのが『焼き肉ライク』という看板。 一人焼肉の店だったかな、という程度の予備知識はあったので、家族連れってどうなんだろう?という感じ。 ひとまず、少し

          みずのさんのノオト:一人焼肉×3

          みずのさんのノオト:人は道具に感謝しない

          物々しいタイトルだが、この場合の道具とは、実体のある道具であったり、システム系のツールであったり、何らかの手助けをしてくれるもの全般を指す。 基本的に、人は道具に感謝しないのだ。 何を言っているんだ?役に立つものに感謝することはあるじゃないかとの反論は、至極当然である。 かく言う自分も、これが全てに当てはまるとは思っていない。 限定的に言うならば、祈るか諦めるかしかない状況で手にした道具は例外だ。 例えば、何らかの偶然で無人島に流され、火を起こすこともままならない状況で

          みずのさんのノオト:人は道具に感謝しない

          みずのさんノオト:プールの管理

          プールの管理が教員の過度な負担になっている、として、文部科学省は担当教員に任せっきりにしないよう通知したとか。 教員らに過度な負荷がかかっているらしいのは理解しているが、プールの管理という未知の仕事でもなく、むしろ、決められたことをきちんと計画立てて実行するだけ、って話じゃないか。 それも、プールの水を出しっぱなしにして高額な水道料金が請求される事故が多いのを受け、とか、何を言っているんだろう? 児童・生徒に夏休みの宿題を出した時、量が多いので、毎日計画的に片付けろ、的に説

          みずのさんノオト:プールの管理

          ささやかな飯テロ:ラーメンスープ問題

          ラーメンスープ 自宅でラーメンを食べたい。 実際、お店の味に及ばないのは分かっているが、そうじゃない、そういう本気のじゃないんだ、でも、インスタントで妥協する気もないんだ、という感じだ。 「生ラーメンがあるじゃない」 いや、それはそこは何だろう、自分で作りたいんだよ、だから、少し違うんだよ。 かと言って、骨からダシを取るような話じゃないんだ。 みそ汁のように、ダシと味噌という素性の分かった調味料でどうにかしたいのだ。 簡単に調味料的なものだけで作るなら、ヒガシマルの『ラー

          ささやかな飯テロ:ラーメンスープ問題

          みずのさんノオト:アクティビストという人々

          物言う株主などと言われる人々。 ああいう人を否定するつもりもないし、そういう制度なので当然だと思っており、本稿で否定的に書いている存在が、すべてに当てはまるものではありません。 また、これは個人の感想であり、それ以上でも以下でもありません。 ムダに予防線を張ったが、それなりにセンシティブな問題なので仕方がない。 何ですかね、昔の選挙制度じゃあるまいし、所得で選挙権の有無が区別されるなんてのはどうかと思う一方で、物言う株主に説得力があるのは、会社存続に必要な資本に影響を与え

          みずのさんノオト:アクティビストという人々

          みずのさんノオト:あなたの仕事、子供に語れますか?

          DXは難しい。 肌感覚ではなく、世に出回っているDX事例も、単なるデジタル化だったりするものが混じっていることを思うと、難しいのだろう。 そりゃそうだ。 ある日、DXの名の下に「それ仕事じゃないから」と否定される訳ですよ。 何らかの悪いことをしているのなら、よほどの悪人でもない限り、微塵の良心の呵責とやらがあるわけで、できれば止めたい、と思うかも知れないが、DXによって否定される『わたしの仕事』は、これまでやってきた当たり前のこと。 それで給料をもらっているのだから、どうし

          みずのさんノオト:あなたの仕事、子供に語れますか?

          ささやかな飯テロ 23:スコーン、焼こう、パート2

          スコーン おじいちゃん、スコーンはこっち(ささやかな飯テロ 17:スコーン、焼こう)でもう焼いたでしょ? もちろん覚えているし、何なら、自分で焼く時の参考にしてるくらいだ。 ネットに公開するレシピは、人のためじゃなくて自分の覚えのため、というか。 とりあえず、こちらのレシピで普通に焼けることは実証済み。 むしろ、材料のリストがあれば出来るので、実際のところ、レシピページの材料表だけ参考にしている感じだ。 ある意味、これが基本を身につける、ということなのだろう。 みそ汁な

          ささやかな飯テロ 23:スコーン、焼こう、パート2

          ささやかな飯テロ 22:ベーコンエッグ丼

          ベーコンエッグ丼 色々と簡単レシピを載せたりしていましたが、読んだ人に「美味そう…」と思わせれば飯テロとして成り立ちますので、好き勝手にやります。 ということで、ベーコンエッグ丼です。 もはや、料理と呼べるかどうか分かりませんね。 ベーコンエッグを塩コショウベースで焼いて、白飯の上に乗せるだけ。 私は、そこにしょうゆを少々垂らします。 ポイントは黄身の半熟度でしょうかね。 もはや、卵かけご飯じゃないか、と思うような黄身がベストですね。 ベーコンエッグそのものはフライパン

          ささやかな飯テロ 22:ベーコンエッグ丼