見出し画像

詐術と疑惑と公選法

今選挙において、公選法違反の疑惑が福島2区の自民党候補から出た。
多分、今選挙で最初の公選法違反の疑いではなかろうか?
選挙ポスターを規定数以上に掲示していたそうだ。選挙区内を全て周り、遍く有権者に認知されるかは微妙だろう。そこで農道にもある政党広告板が役立つ訳だ。道端のアレ、見たことあるのではなかろうか?
つまり、周りきれないが認知してもらう手段としてポスターが活用されるわけだ。しかしそこにはルールがある。
しかもそのルールは国が法律として定めるもので、紳士協定や、スポーツのルールレベルではないのだよ。挙句、今回の疑惑の候補者は国際弁護士だというではないか。これは誰の手落ちだろうか?
大体、選挙にはプランナーかそれに準じた人々がいる。合衆国ではプランナーの優劣で決まることもあるとか。
だとすると、今回、かの候補者についたプランナーはお粗末極まるというものだ。候補者は大臣経験のある父親を持ち、看板・地盤・鞄の三点揃った東大/ハーバード大卒という化け物じみた経歴をもつ国際弁護士だ。正味、普通に出馬しても当選できる気がする。が、遊説の傾向を見るにプランナーがいると見ていいだろう。計画性はあるし、ポスター自体も完成度が高い。
どうして公選法という基本のキが守れなかったのか。しかも噂では記者の直撃から逃げたらしいではないか。当選前から「秘書がやりました」とか「事務所とおして」とか「支持者に公選法を周知していなかった」とか「全く知りませんでした」とか言うのだろうか?
国際弁護士だから日本の法律に明るくないのか?
じゃあ出るなの話になってしまう。
個人的には自民党支持なので頑張って欲しいところだが厳しいだろうな。
傾向として上州以北は民主党系が強い。意外と東日本は自民党にとってツラい地域なんだ。そこで公選法に違反してはいくら後光があっても厳しい。
福島2区、俺は全く関係ないけどね。
立憲の候補者、「復興税」を考案した人なんだってね。正直、3バン揃って高学歴、高潔だったとしてもちょっと難しかったろう。
ちょっと話題の選挙区、福島2区のお話でした。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?