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ロプノール日記 スピリチュアルって何ですか?

9/13
一昨日Amazonで買ったバレエシューズが届いた。千円弱。
スリッパとして。より動きやすくフィット性に優れより丈夫じゃないか?と考えて。しかも安価だったので。
これがバッチリ。想像以上。体の動きも倍良くなり柔らかくなる。つい動きすぎてしまうほど。しかも踊りやすい。そりゃそうだろう。


9/14
町の「肉祭り」なるものに行く。
中央公園の一角に何台かのキッチンカーと数軒の屋台があるのみのこじんまりしたもの。牛カルビと豚バラ串、フランクフルト、冷凍ハンバーグを買い、近くの市場で新鮮なレタス一株と300円弱の花束を買って帰る。肉類はお高いわりに量が少ない。まあレタスをどっさり添えて、ダイエット気味のT兄にはちょうど良いだろう。ハンバーグは明日焼くとしてほかのはみんなあげよう。


夕食時、体調に異変。この私がお酒を欲さず、食欲も湧かない。息切れで胸苦しい。全身に痛み。
肉を2かけらほどとレタスをもらいお茶を飲んで、青息吐息でいると「寝てなさいよ。俺はあとでラーメン食い行くから」と、T兄。もっともだと部屋に退散。


その後、何に立腹してか色々ガチャンガチャン大きな音を立てて何かしている。小次郎🐈に猫なで声で話しかけながら、しかし言うことを聞いてくれず四苦八苦しつつ追加の食べ物を準備している様子。
やがて音楽をかけて歌ったり。珍しい。
刑務所では歌ったりすることは禁じられているそうだ。ああ2年半、ああして歌ったり出来なかったのが今は出来るようになったんだなあ彼、などと横になりながらしんみりした。


ま、明らかに何かに腹を立てての一連の行動は音が筒抜けなのでもちろん何らかのアピールもあるのだろう。がこういう時こそ「スピリチュアル」の出番だ。


スピリチュアル、というと「変人」「アタマおかしい人」というような印象を持つ人たちがまだいるとは思うが、いわく
スピリッツ、スピリチュアル→本質的なこと、を意味する。別にお化けが見えたり占い出来たり前世見えたりということがメインではない。もっと包括的で、私にとっては実際的な手段。


あらゆる作業の心得やコツ、自身の体やメンタルのケア・治療と予病、他者や世間からのイヤなもの…たとえばこうして家族や身近な人からのネガティブな影響をどう躱(かわ)すか、どう生きたいかの指針を見失わないようにするため、など。他の特殊な「見える力」は副産物として生活に役立てるだけである。それとて別に特殊でもない。



やがてT兄は
「俺は悪くない!俺は悪くない!」と繰り返し強く独り言を言い始めた。
明らかに私に聞こえてるのは分かっているので、何か自分でそう感じるような…つまり不機嫌になったがそれは自分じゃなくて他人(私かもしくは別の人)の、自分以外のなにものかが引き起こした出来事のせいだ、という主張である。


やがて電気もエアコンもつけたまま、どこかへ行った。


さて。
かつての私なら、
(私何か気に障ることしたの?どうしよう、どこ行ったのかしら?また捕まったらもうしょい切れないよ〜😭)
なんてクヨクヨつらい気持ちに苛まれていた。
しかしこれではエゴの思う壺。マイナス感情はすべからく思考、エゴでしかないと、エックハルト・トールの著書などで分かってしまった今の南条、もう対応は一味違う。


世ではフキハラだのなんとかハラだのすぐ言う。
スピリチュアリティの世界ではそうしたマイナス感情を単なる
「周波数の低い、エゴ」
と捉える。
その低い周波数は使う者に帰属するだけで、家族だろうが恋人だろうが他者とは一切かかわりのないことだ。よって本人がそれで何か問題を起こそうが基本本人にのみ影響を及ぼすだけだから放っておく。その影響が本人にとってひどいことになっても、心配や同情というやはり低い周波数を使って向き合えば同じ土俵に引きずり下ろされてお互いイヤな目にあう(ケンカするとかトラブルに巻き込まれる)だけなので、何も言わず触らず距離を保ち、ただ、精神的に俯瞰している。
こちらのせい?などと疑うこともしない。それも低い周波数なのだ。


そもそも私も何年も前から再三ここで書いてるが、
「✖︎✖︎のせい」
「せっかく✖︎✖︎したのに!」
などと言うような思考自体、古いしダセえし私の肌にはもう合わない。
太っている人は可愛いけど、ブクブクに太ったエゴの人はたとえ綺麗な見た目だろうが有名人だろうが私には合わない。「エゴのデブ」だけは苦手だもん。


合わないものは自然と接点をなくしていくもの。


低い周波数の例

・怒り
・悲しみ
・憎しみ
・後悔
・不安
・恐怖
・憂鬱
・イライラ
・嫌悪
・嫉妬
・羨望
・軽蔑
・孤独、寂しい
・むなしい
・義務感
・心配
・同情
・疑念
・期待
・正義感
・復讐心
・執着


など。
イヤ〜な気持ちや感情。これらをずっと抱えていると病気、トラブル、犯罪、不幸の温床になるのが身をもって分かったから偶然人生に降ってきたスピリチュアルを使うことにしたのだ。これがテキメン。向精神薬よりヘタなカウンセリングより超効くし即効。
あとね、お金、かかんないからね一切。セミナーなんて行かない。ビバ貧乏。無料動画見てあと内観したりしただけ。特定のカミサマもない。クリスマスも正月も祝っちゃうよ?



スピリチュアリティのあれこれはまず自分の身に奇跡体験的に多発するようになったが、決定打となったのが夫T兄であった。現在その世界の大家と言っていい並木良和さんのラジオ番組を、拘置所からの手紙で偶然教えてくれたのだ。ね?分かんないものでしょう。


色んな、私になんやら良きことを教えてくれる「人ではない良いものたち」も、「あいつでいいんだよ。今に分かる」としきりに言ってくれたし、私には彼を選んだことになぜかみじんの後悔もなかった。自分の選択を自分で尊重できるほどに、その頃既に精神的に成熟してきていたのもあるだろう。


彼を一人待つ間、その動画を見ては自制、内観の訓練と肉体・精神(魂)の鍛錬を続けてきた。
結論として、特大のトラブルや心の苦しみをもたらしてくれた彼こそ、私の魂を磨くのにもっとも優れた役割を果たしてくれることが分かった。
昔から見た目・経済・地位・優しい性格・世間的称賛などを持って「いない」人をこそ何故かいつも恋人にしてきた。彼はその決定版と言えるし、父親の生存中に果たせなかったネガティブな人間関係性の集大成、いわばラスボスであることも知れた。最後の難関を突破すればどうなるか?
パラダイスのダンジョンへ抜けられる。周囲も幸せの巻き添えにして。


Sun’s Spirit というお気にの動画チャンネルをイヤホンで聴く。隣でドンガラブツクサ言ってても、たちまちシアワセいい気持ち。香水つけて毛布にくるまり、体調も良くなってくる。で、
「あーお隣さんはなんか大変らしいなあ」ぐらいの感覚になる。
このチャンネル、イラストも可愛いし音楽も映像もとても綺麗で和む。日常生活に起こるネガティビティへの易しいアプローチにあふれていてとても分かりやすい。おーそうすればいいんだあ!と思い出す、いつもの復習。私にとっては気持ちよくてやめられない晩酌やタバコ、ダンスやピアノ演奏やお風呂や柔軟体操に似たもの。
周波数、波動が高い状態、軽い状態に自らを上げるためのラクラクメソッド。体の痛みも消えちゃうから大したものだ。


高い周波数の例

・幸福感、しあわせ
・心地よい
・嬉しい
・楽しい
・ワクワク、うきうきする
・腑に落ちる
・しっくりする
・惹かれる
・喜び
・愛
・調和
・平安、穏やかな喜び

並木さんはこれらの中から特に
・ここちよい
・ひかれる
・しっくりくる
・たのしい
・ふにおちる
・わくわくする
・よろこびを感じる

の頭文字を取って
「こひしたふわよ(恋慕うわよ)」と呼び、これは人の本質(スピリチュアル。魂、高い次元の自分自身・ハイヤーセルフ)の声なのでこれに従って行動し、あとの低い周波数のものは出てくるたんびに手放してくださいと繰り返し言っている。


私もそうしてきた。今もしょっちゅうやる。クセになると横で誰に怒鳴られようが
「ん?私いま幸せなんですよ、どうかしましたか?^_^」
くらいになるし、実際浮遊感があってうっとりにこにこフアフア浮いてる感覚になる。あと、そういうトラブル自体に遭わなくなってくる。


おお、はるか下方に地球🌏が見える。輝く無数の星々に包まれて。下方にある人間たちの「自分は今怒っているんだぞお」の思いも、「ああそうですか」以下になる。だって宇宙から地球🌏見て浮かんでんのよ、見えるわけないじゃないそんなもん。小さすぎて。


てな感じで気持ちよくしてる間にいつのまにか、彼は出て行ったというわけ。


満月🌕に近い月が輝いている。陶然と見上げる。至福。
なんかいつもと違うモノが来た。黒い龍。おなかの部分が金色だ。とても綺麗でカッコよくて巨大。来てくれて嬉しい。
トカゲも来た。私のアニムス・教育係で多分ハイヤーセルフの彼は、その夜は金色で綺麗だった。ほかにも亡くなった親友や。
みんなと語らう。


「彼の目が覚めなくても、放っておいてやれるか?」
「ええ。だって彼の人生だし、彼の魂が決めることならそうするのがベストでしょ。私はどう転がったって自分で幸せになるし、いまのいま幸せだわ。それでいい」
「たとえ離れたりしても平気?」
「私は平気。彼もきっと大丈夫。
どんな形であれ、私は私の魂に従って今生を楽しんで生き切るだけよ」


その時、月明かりに照らされて信じがたいほど美しい雲の峰が見えた。
彼らは私をそこに誘った。黒と金の龍、金色の男トカゲ、最近来た月の使いのような平安時代の男の人。 
私はいつの間にか眠った。素晴らしい眠りだった。


9/15
目覚めるとちょうど夜明け直前。
げんきになってる。
よし夜明けを見に行こう。
いつ帰ったのやら、隣室でT兄が寝息を立てていた。ふとキッチンを見ると、私へのおみやげのホットスナックが置いてある。
外に出て屋上近くまで行ったその時、純白の鷺が悠然と近くに現れ、私のそばをゆっくり飛んでから去った。


ああ、最高!
やっぱりどうやっても幸せになっちゃうわ毎日。今日は日曜、何を作ろうかな。
わくわく。

で、お昼ごひんを作っていると目を3にしたT兄がもそもそ起きてきて、昨夜一人飲みに行ってどこぞの誰かとケンカしたと言う。
「ケガしなかったの?よかった😊」
「ハンバーグだったよね。もう焼いてほしいな」
「はいよ〜ハンバーグ一丁。新米ごひん炊き立てだよ〜」
たっぷり食べて寝そべるT兄、お昼の眠りに落ちながらつぶやいた。
「ああ。しあわせだあ」

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