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『原神』フォンテーヌのマスコット「フリーナ」を守護りたい

『原神』がver3.0から続けてきたスメール編を完結させ、ver4.0となるフォンテーヌ編を始めてから二週間ほどの時間が流れました。
それはすなわち、私が「行くぜ!水の国!!」とフォンテーヌへと進出し、「ここをキャンプ地とする!」とフォンテーヌに行動の中心を置いてから二週間も経過したということでもあり、「楽しいという感情はいつの日も時間を忘れるほどの潤いを与えてくれるなぁ」と思うばかりです。

フォンテーヌは砂漠地帯の先にある滝に覆われた国でした

フォンテーヌでは「水中探索」と言う新たな要素が登場したり、発展した科学技術による機械人形と戯れてみたり、メリュジーヌという獣人のような存在がいたりと、今までにないものが詰め込まれていて、事前情報以上に楽しんでしまっているのですが、そんなフォンテーヌに登場するキャラクター達も本当に魅力的で良いですね。
リネとか「この見た目で下野紘なら最高やろ!」という境地に達して引いてしまいましたし。妹のリネットは無料配布だしで私としては文句なしですわ! 

デコイ出してヘイトコントロールしながら弓で射る下野紘

ただ今回一番「こいつ、好きだな」と思ったのは水神フリーナですね。
フリーナが凄く良い。元々「神にハズレはない」という設計もあって「確実に引く」と決めていましたが、こんな良い肉体に宿った性根が面白い生物、引かずにいられるか!

ビジュアルは凝ってるフリーナ

一年前の草の国スメール編以降、『原神』のキャラクターには凝ったデザインのものが増えてきております。
猫又設定を安易に猫耳にするのではなく「リボンを猫耳に見立てる」というひねりを加えた綺良々とか、『原神』で最も胸がデカく、普段は見えないところのモデリングが凝っているアルハイゼンとか良かったですし、スメール編でメインキャラ級の活躍をしていたディシアもキャラクターデザインは良かったですからね。

綺良々
アルハイゼン
ディシア

また有料販売でしたが、着せ替えでも神里綾華のものは滅茶苦茶気合が入っていて良かったですね。

神里綾華

このように、ここ一年ぐらいの『原神』では毎ver凝ったデザインのキャラクターや着せ替えアイテムが投入されているわけですが、最新verとなる4.0で追加された水の国フォンテーヌの神であるフリーナのデザインは特に凝ってる気がします。

睫毛が水の雫みたいだし、髪型の処理の仕方も水流のようなうねりを感じさせるし、オッドアイだし……。
服飾も、一瞥しただけで「実装されたらじっくりと眺めて、構造を研究したい!」という衝動に駆られるぐらい凝っていて見応えがある。
スメールの神であるナヒーダが「一見するとシンプルだけど、実は滅茶苦茶凝ってる」みたいな方向性なら、フリーナは「一見するだけで凝ってる」という方向性で、「水神」と言う設定でこのデザインが出てくるだけでなんだか満足してしまうような、そういう「見て嬉しく、引いて嬉しく、研究して楽しい」という素晴らしいデザインだと思いますね。

中身はポンコツ

でもフリーナの魅力はそこじゃないんですよ。
この見た目で一人称が「僕」で、その言葉ははまるで舞台役者のような大仰な台詞回しで、周囲を引き付けるようなスター性を兼ね揃えている。おまけに日本版の声優は水瀬いのりです。
これだけ聞くと「神に相応しいキャラクター造形なんですね」と受け止められるかと思いますが、その実態はありとあらゆる点で詰めが甘く、たまに醜態を晒して必死に取り繕ってるところが可愛い「水の国フォンテーヌのマスコット」です。
フォンテーヌでは「裁判」が国民的娯楽として消費されており、メインストーリーでは事件に巻き込まれた知人友人のために主人公が弁護側として裁判に挑むんですが、その相手役がフリーナなんですよ。『逆転裁判』で言うところの検事役がフリーナなんです。
すると、どうなるか。
不測の事態が起きて動揺したり、主人公達に論破されて追い詰められたり、大衆から「どういうことだよ!」と詰められて弱気になったりと表情をコロコロ変える。
神なのに!さっきまで偉そうに「さあこの完璧な理論を論破してみろ!出来るものならね!」みたいな口ぶりをしていたのに!

この神様らしい言い回しと素の部分のギャップがたまらないですね。可愛い。
『原神』にはナヒーダ以外にも様々な神様がいましたけど、「抜けてるところはあるけど、何だかんだで神様なんだなー」と感じさせるキャラクターが多かっただけに、この「神様じゃなければそこまでパンチのあるキャラクター付けではないが、神様であることが全て面白くさせている」というキャラクター性は個性としても立っていて、三年間運営しているゲームの強みみたいなものを感じます。
なおフォンテーヌ国民からも「マスコット」ぐらいの扱いをされてるので、威厳もあんまりないです。正義の国と呼ばれているとはいえ、神様でもその扱いは面白すぎるぜフォンテーヌ!

フリーナは嗜虐心をそそる

フリーナを見ていると涙目にしたい気持ちが湧いてくるといいますか。
「アルハイゼンとぶつけてみたい」という純粋な好奇心を掻き立てられますね。アルハイゼンに正論を辛辣にぶつけられるキャラクターといえばカーヴェですが、彼はアルハイゼンにしっかりと反論してくるところにキャラクターとしての魅力がある。
ではフリーナはどうなるのでしょう。あの正論で鋭く指摘するアルハイゼンをぶつけられて、フリーナはどんな形になるのでしょうか。
見たい。見てみたい。フォンテーヌ編の一年間で見せてくれればいいな!と思います。ガチャ?出るまで回すから関係ないよ!
それはそうとクロリンデもいいですね。

なんで胸がパツパツやねん。どういう性癖や。

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九条水音
プリズムの煌めきを広めるためによろしくお願いします。