『モンスターハンターワイルズ』のβテストの話。
先週末は『モンスターハンターワイルズ』のβテストに参加していた。
使用していたのはSteam。後にPS5とXbox Series Sの友人とのマルチプレイを小一時間ほどで、「こんな感じのゲームか」と理解できるところまでは何となくプレイできたんじゃないかと思う。
ただしプレイ時間の7割ぐらいはキャラクターメイクだった。
仕様を把握することよりもキャラクターメイクに費やした時間のほうが長く、実際の映像を確認して作り直したりしていた。
「βテストなんだからそこまでこだわらなくてもいいのでは」と誰かが言った気もしたが、一番見ることになるプレイヤーキャラクターの見た目にこだわらない人間は人生で一番大切な局面で信じられないようなポカをすると信じている。
それにキャラクターメイクが出来るゲームで自分の好みにこだわらない人間は、好きな異性のタイプで当たり障りのないことを言うやつだ。端的に言ってつまらないので、ここに時間を割くのは当然のことだと思う。
まあ顔だけであそこまで細かく設定できるようにするほうが悪いのはそうだと思う。体も含めてだったら、私はおそらく倍ぐらい時間をかけていたことだろう。
武器についてだが、今作では武器種こそ増えなかったものの、どの武器にも手が加えられており、今までにない触り心地とその武器ならではの面白さを引き出すような調整がされていたように思う。
特に私が愛用していたランスは「今作の移動手段となるセクレトより若干遅いぐらいの速度で突進出来る」という特徴を持つ武器へと変わっており、カウンターも溜め時間で性能が変化する「パワーカウンター」へと変更され、『サンブレイク』までのような「相手の攻撃に合わせてカウンターを打つことで、攻撃チャンスを無理矢理作り出す」がほぼほぼ不可能となった。
どこをどう切り取っても大変愉快な武器となっており、開発陣のランスへの憎悪と似た愛を感じられる素晴らしい調整だったと思う。シールドとランスを捨てた方がまだ戦えるんじゃないだろうか。
それよりも面白かったのは、今作ではフィールドを探索中に天気が大きく変わること、そしてその天気変化によりプレイヤーもモンスターも大きな影響を受けることだ。
視界もが変わることもそうだし、雷雨になると雷が落ちたりもする。
中には特定の天気の時のみ出現するモンスターがいたりもして楽しいのだが、でもまさか屋外に飛び出した新モンスターのドシャグマが、落雷に打たれ、移動した先で蔓に絡め取られ、動けない状態で落雷を何度も何度も受け、ようやく抜け出したと思ったら足を引きずりながら移動を開始するという情けないにも程がある醜態を晒すとは思わなかったな……。
自分で捨てたバナナの皮を、ウケ狙いで踏んで転んで骨折より情けない姿だったので介錯した。よく死んだ。剥ぎ取った素材はβテストなので虚空に消して満足した。
ただ今回のβテストに参加したことで悩ましいのは、PCが突出していいわけでもなく、コントローラーのことを考えたらPS5も全然視野に入ってくるということ。
結局一番やりやすい環境で購入するのが一番なのでPCで買うと思うが、他の人に勧めるかと言うと難しいところ。
とりあえずやります。龍が如く8外伝の後に。
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