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『シスタープリンセス』バーチャルライブのクラウドファンディングはなぜ成功したのか

9月7日18時00分に『シスタープリンセス』バーチャルライブ実現に向けてのクラウドファンディングが開始しました。
9月8日0時40分頃。目標金額2000万円に到達。
募集機関にはまだまだあること、ストレッチゴールの存在が示されていることから現在もなお支援が行われております。

さて。
2000万円という高額な目標金額であるにも関わらず、『シスタープリンセス』は半日もかからずに到達することができたのでしょうか。
Vtuber可憐開始からずっと追い続けていた人間としては以下の要素が成功の理由だったのかなと思います。

Vtuber可憐の実績

兎にも角にも、Vtuber可憐が一年近く動いていたのは大きかったように思います。
「『シスタープリンセス』20週年を記念して、可憐がVtuberとなって配信を行う」と聞いた時はどこまで続くかと思ったのですが、投げ銭ありとはいえ番組が一年近く続き、その間にお兄ちゃん達の応援(現金)によって他の妹達のVtuber化が実現し、今年に入ってからはアーティストとして新曲も収録したアルバムを上梓するところまでやってきた。
ここまでやってきたら、見ている側であるお兄ちゃん達が「もっと先が見てみたい」と思うのも当然のことだと思うんですよね。
他の妹達は意外と実現する事がわかった以上、トークを中心とした配信番組とはまた違った形で「このコンテンツの面白さ」を味わいたい!と言いますか。
そういう需要ってアーティストデビュー以降ずっとあったと思うんですよ。

そんな中で突如発表されたのが今回の「バーチャルライブ開催に伴うクラウドファンディング」が発表された。おまけに四人目、五人目のVtuber化のロードマップまで用意されてたら、盛り上がるのは当然だと思うんですよね。

運営であるキングレコードへの信頼

そうしたVtuber可憐の安定した活動と、お兄ちゃん達の「この先が見たい」という期待感を繋ぎ、盛り上げてくれていたのはVtuber可憐の運営であるキングレコードへの信頼だと思います。

一年近くVtuber可憐を追いかけてきていますが、キングレコードのお兄ちゃん達に対する「変なことはしない。やることはやってくれる」という信頼は凄く大きい。
番組自体も一年近く続けてくれているところも信頼出来るところなんですが、「支援してくれたら可憐以外の妹がVtuber化するかもね」という約束をしっかりと守ってくれたことがとても大きい。
『シスタープリンセス』が展開終了してからかなりの時間が過ぎていることから担当していた中の人の出演を取り付けるだけでも大変なはずなのに、この一年で堀江由衣が演じている「咲耶」、望月久代の演じている「花穂」のVtuberデビューを実現させている。
そういうキングレコードのお兄ちゃんが、これまでVtuber企画を通じて作ってきた「実績」を見ていると、「この人達なら素人目には無理めなことでも、何とかしてくれそう」「少なくともこちらの期待から外れるようなことはやらなさそう」と信頼出来るんですよ。
特に「(中の人が忙しいし)無理かもなぁ」と思っていた妹の一人である咲耶を二人目に選ぶ辺りのセンスは信頼出来るところの一つですね。
「無理なことは意外とないのかもしれない」と思わせてくれたあの判断が出来るキングレコードのお兄ちゃんへの信頼は、今回のクラウドファンディングの大成功の理由の一つと言ってもいいんじゃないかなと思います。

今回のバーチャルライブに合わせて、亞里亞(つまり水樹奈々)と衛(つまり小林由美子)のVtuber化のお話を取り付けてる辺りも凄いですからね。

やっぱりお兄ちゃん達の愛

とはいえ、やっぱり「応援してくれる人達」がいないと成立しないものなので、今回の大成功は「お兄ちゃん達の愛が強かった」というのが一番大きな理由だと思います。
目標金額2000万を開始7時間足らずで到達していて、これを書いている時点では2800万まで届いているんですよ。ストレッチゴールもまだ設定されてないのに!

シスプリCF

そんなお兄ちゃん達の愛が、どこに届くのでしょうか。
ちょっと気になる方はVtuber可憐を、「支援したいな」と欠片でも思った方はCAMPFIREを御覧ください。



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九条水音
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