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『プリンセッション・オーケストラ』が春から1年間放送されることになった件について
『プリンセッション・オーケストラ』の放送時期と放送期間が発表された。
今春より連続4クールでの放送を予定しているという。
この話を聞いた率直な感想としては「驚いた」だった。まさかプリキュアシリーズに挑戦しようとする作品が『ひみつのアイプリ』の他にも出てくるなんて!
知っての通りプリキュアシリーズは女児向けコンテンツにおける最大派閥である。
『妖怪ウォッチ』や『アナと雪の女王』や『鬼滅の刃』などの性別を問わずに高い人気を集めた作品が流行した場合を除いては、ほぼほぼ一番人気が確定で、長い期間放送されている事もあって親世代の理解も得ている化け物コンテンツである。
他の女児向けコンテンツが人気の低迷や方針の見直しなどの理由で休止期間に突入しても、プリキュアシリーズだけは途絶えることなく放送されていることから見ても、このシリーズが現代日本の女児における「最大最強の存在」であることは否定できない事実だろう。
そんなプリキュアシリーズに対抗し、女児向け玩具市場を盛り上げるべく開発された作品が『プリティーリズム・ミニスカート』で、『プリパラ』でプリティーシリーズとなり、現在の『ひみつのアイプリ』へと繋がっているわけなのだが、まさかそこに新たなライバル、それも上松さん達の企画が飛び込んでくることになるとは。それも連続4クールなんて!
子供向けコンテンツは最低でも「子供にとってそれがあるのが当たり前になるぐらいの放送期間……具体的には4クールぐらい」と思っているので、本当に連続4クールで来るのは嬉しい誤算である。良くて分割4クールだと思っていただけに、「1年間やりますよ!」宣言は本当に嬉しい。新規作品としての覚悟も感じられて、何か凄いことをやってくれそうな気もする。
気になるのは2月2日から放送予定の『キミとアイドルプリキュア』がどうなるのかということだろうか。
おそらく『プリンセッションオーケストラ』は変身ヒロイン×歌×アクションという組み合わせなのだが、「変身ヒロイン×アクション」はプリキュアの特徴の一つである。
最新作である『キミとアイドルプリキュア』はタイトル通り「アイドル」がコンセプトの一つであることから、アクション要素を外してくる可能性は多分にある。もちろん外さない可能性もあるが、外してくると「アクションが好きでプリキュアを見ていた子供たち」にも刺さる可能性が出てくるので、相当面白いことになると思う。
おまけに音楽周りはElementalGardenである。今の子供達はElementalGardenで育つんですよ!上松サウンドで耳を育てたりするんですよ!畜生、羨ましい幼少期だぞ!
現在の放送枠的にシンカリオン→プリンセッションオーケストラになると思うので、私はすでに仮面ライダーを後回しにしてプリンセッションオーケストラにする予定で色々組み替える準備中である。さすがにね!この気合を見せられたら心中する覚悟で付き合いますよ!
『ひみつのアイプリ』も二期が決まっているし、『プリンセッションオーケストラ』と合わせて今春から一年は楽しみが多いぜ!
ということを言ってたら、『ひみつのアイプリ』一年目の最期にとんでもない爆弾が投入されて、慌てているのが今です。
【めが姉ぇ】
— ゲーム「ひみつのアイプリ」「アイプリバース」公式 (@T_ARTS_PRETTY) January 23, 2025
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📢 #ひみつのアイプリ 6だん
2月6日(木)スタート❣
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ダークアイプリのアイプリカードが登場⚡
「ダークチィ(ダークウィッシュメロディ)」
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「ダークタマキ(ダークカルテットスターバズリウムブルー)」… pic.twitter.com/eftPmw938k
マジかぁ……。
「天才には勝てない。私はあの子みたいに輝くことは出来ない」という挫折や嫉妬から生まれた「秘密にしたい私」から生まれたダークチィが、こういう展開を招くことになるとは……。
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