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『ウマ娘』リーグオブヒーローズ反省会2024年9月編

『ウマ娘プリティーダービー』の2024年9月はリーグオブヒーローズだった。
条件は京都芝1600m右回りで、見て分かるようにマイルCSがモデル。
現環境では最後のマイル戦となった今回のリーグオブヒーローズで最注目だったのはノースフライトだろう。
なぜなら今回の条件はノースフライトが最も輝くことが出来るレース条件であり、「リーグオブヒーローズ」というイベントが持つ「三人全員三着以内に入れることが理想」という特性を考えるとノースフライトを使わない理由がないからだ。
思い返せばノースフライトは実装されてからというもの活躍する機会が殆どなかった。あったとしてもチームレースぐらいではなかろうか。
史実や覚醒スキルにハイボルテージがあることを考えると、ノースフライトが「マイルでとにかく強い。マイル戦なら最有力候補」という役割を与えられることは想像するに容易いのだが、チャンピオンズミーティングにせよリーグオブヒーローズにせよマイル戦がとにかく来ない。
ノースフライトに向いたレースが来ない以上は「マイルで強い」というのはそれほど意味がない。
「マイルがいつ来るか分からない以上意味がない」である種軽んじられていたのだがノースフライトであった。
ただ「マイルでさえあればノースフライトは強い」ということは誰もが理解していた。なので「☆3引換券で迷うのなら確保しても良い」ぐらいのウマ娘ではあったのだが、まさかここまで強いとは思ってなかった。
今回のリーグオブヒーローズで個人的に一番活躍したのは間違いなくノースフライトである。
とにかく強かった。逃げに大きく離されることがなければ、ハイボルテージと鍔迫り合いで容赦なく食らいつきに行くし、多段ロケットのようにスキルを連続で発動してかっ飛んでいく姿には史実においてサクラバクシンオーを短距離の領域に留めておくことに成功した競走馬の面影を見た。
称号を得られるぐらいでいい人間にとっては本当に貴重な「勝てる奴」で助かったのだが、もう一人勝率が高かったのは意外なことにジェンティルドンナだった。
「三冠牝馬だから桜花賞を勝っている。だからマイルAは分かるのだが、固有スキルも進化スキルも中距離から長距離ぐらいで強いと示している。なので、ジェンティルドンナを出す理由は「ジェンティルドンナ英雄譚」の称号が欲しい。それだけしかない」というつもりでジェンティルドンナを使ったのだが、思った以上に勝ってびっくりした。進化前スキルしか使っていないのに、ジェンティルドンナがノースフライトに次いで勝利数を重ねていて、何事かと思った。嬉しい誤算である。
逆にそんなに来なかったなーと感じるのは「マイルでは強い」という青ルビーこと新衣装ダイイチルビーだろうか。
これについてはリーグオブヒーローズとの相性が悪いだけで、青ルビーが悪いわけではないのだが、逃げが多いと捉えられない事が多かった印象があった。とはいえ、これは逃げが強い状況だからこそ起きたことであるし、次以降のマイル戦ではまた話が変わってくるんじゃないだろうか。
少なくともチャンピオンズミーティングでは使う。絶対に使う。
次のリーグオブヒーローズは2200mの中距離戦になるみたいなので、逃げ先行の中距離が得意なものの中から選ぶことになるわけだが、称号のためにもジェンティルドンナは使いたい。
今回も称号のためにジェンティルドンナをわざわざ採用したわけなので、ジェンティルドンナだけは外さない。外さないのだが、この条件だと何となくヴィルシーナが来る気配がする。
ジェンティルドンナとヴィルシーナで駆け抜けるリーグオブヒーローズはそれはもう面白いと思うので、実現させたいところだが、ヴィブロスやシュヴァルグランがそうであるように特化気味な性能になりそうなのが怖い。
まあ本当に実装されてしまったら考えていきたい。
よっしゃ、がんばっぺ。これで1600文字。



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九条水音
プリズムの煌めきを広めるためによろしくお願いします。