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てぃくる 451 顔なし?
顔なしやて?
いやあ、顔はちゃんとあるで。
ひげ伸ばし過ぎてるだけや。
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ワタ。
繊維源植物として、あまりに有名ですね。繊維が得られる植物は他にもいろいろありますが、繊維の柔らかさ、収量の多さ、加工性の高さでは他に比肩するものがありません。
ワタのふわふわした部分は、タネの付属物。乾燥地で風に乗せてタネを転がし、遠くまで分散させるためのものです。しかし風による分散より、綿花を繊維として利用する人間の手による分散の方がずっと強力でしたね。
日本では8世紀頃に伝来した記録が残っているものの定着せず、本格的な栽培が始まったのは16世紀以降だそうです。海外からの輸入が盛んになった明治以降急激に作付けが激減し、現在日本での綿花商業栽培は事実上壊滅しています。
それでも花や果実の鑑賞用としては今でも広く流通していて、矮性種や銅葉種などいろいろな品種があります。
(2018-09-04)