てぃくる 575 緑陰
「頭上がみっちり葉で覆われていたら、光が全く落ちてこないから一番涼しいはずなんですけど、逆に重苦しく感じますよね」
「そうだな。光が抜けないと動きがわからない。遮られて減じる光の量よりも、頭上で木の葉がさやぐ様子とか、光の増減とか、そういう動きの方が、涼しさを持ってきてくれるのかもな」
本格的に暑くなると、木陰がとても涼しく感じます。で、どの木の下でも同じように涼しいというわけでもないように思います。
森林が近くになくても、ちょっとした緑地や街路にも木陰はあります。
どの樹の下にいると一番涼しく感じるか。涼をとるついでにそんなことを考えてみるのも、また一興かもしれません。
書を読めるほどの緑陰探し行く
(2019-08-02)
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