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日曜日の山。筑波山。

2024.9.29
今週末はあまり、特に土曜日は良くない天気予報。そして南関東あたりが特に良くない。それならば日曜日に賭けてみるか、、と、フタを開けてみると、土曜日はなんとか持ち返していて、逆に日曜日が曇りマークと傘マークが入り乱れている。
もともと日曜日の山歩きはやっぱり、月曜日からの仕事に差し障りすぎて敬遠しています。

雨から逃げるように選んだお山は再びゆる~く筑波山、今日もまたジョンコナー隊長と歩きます。
荷物は軽く火器類は持たず、ご飯もビールも御幸ヶ原で済ませる、なるべく次の日に疲れを残さない作戦。

バスの時間の少し早めにつくば駅に到着。お、ちょっと涼しいぞ。秋来るかな。
バス停には既に数人並んでおられて、電車がつくば駅に到着する度に、バスを待つ列がのびていきます。目的地までは35~40分とはいえ、やっぱり座れるなら座りたい。バスを待つ、その間に串揚げ屋さんの看板が目に入る。決めた。

バスは立ち客で乗りこぼしも発生するくらいの人で溢れた。
筑波山神社入り口までの車窓からは、筑波山がどんどんと近づいてくる。広大な関東平野にポツンと独立峰。
山道をぐいぐいとバスは登っていき目的地の神社前へ到着。キレイなビジターセンターのトイレはさらにキレイに、前にバス停前にあった元のトイレは姿を消して、代わりに展望台みたいな誂えに。

神々しいほど真っ直ぐ。
あちこちで見かけるこの石標。

風も涼しくて気持ちが良く、今日は汗もかかずに終われるかな~というのも束の間。樹林帯に入ると風は止み、湿気もムシムシと、ほどなく汗が滴る。歩き始めはいつもひと汗かくまでがしんどい。やっぱりまだ暑い。

ケーブルカーのすれ違いは童心に戻ってしまう。

途中の東屋で休憩の後、御幸ヶ原手前の階段に泣かされる。御幸ヶ原で小休止、直ぐに男体山の方をやっつけてしまいます。
霞があるものの広く見渡せる土浦の町並み。微かに霞ヶ浦も見える。

まずは男体山登頂。
大きなお社。
霞む霞ヶ浦。
冷えてます。

お腹が減った。お腹が減るときはいつも急に来る。いくつかあるお茶屋さんから一軒を選んでお昼ごはん。なかなか決まらなかったけど、悩んだ末に山菜そばに決める(普通)。
ビールと、しょっぱいお汁がカラダに染み渡ります。

誇らしげに日本百名山。

ひとしきり休憩して、女体山へ。
GWの時よりは空いていたけど、ここの山頂はいつも順番待ち。眺めよりも今回は三角点がある事に気づき、、いつもの写真を撮っていると、反対側に一等三角点が書いてますよ! とお声がけ頂き、なんと!と、筑波山は一等三角点があったんですね。

一等三角点。
岩に埋まっている。

元々はこの岩に十字が切られていたそうなのですが、この三角点を設置する際に岩をくり抜いて標石を埋め込んだ、とされています。
お礼を言い、つつじヶ丘方面の登山道から下山する。やっぱりココですれ違い渋滞が発生中。

あちこちにお社がある。山自体が御神体。


ぬかるみと濡れた岩。
さらに多くの登山者に磨かれた岩々はツルッツルに滑り、全ての下山者を苦しめます。
そして滑るまいと足がプルプルする緊張の下山の次の日は必ず筋肉痛に悶えます。

弁慶七戻り。落ちてきそうな岩にあの弁慶も7回たじろいだ。

こちらのルートは度々現れる奇岩が潜ってみたりと面白い。いちいち説明看板を眺めながら下って、弁慶茶屋跡の分岐に至る。
筑波山神社へ下るか、楽してつつじヶ丘でバスの始発で帰るか。今日は日曜日。今日はこんなもんにして、ササっと下山してつくば駅前で呑んでしまいたい。

つつじヶ丘方面へ下って、バスが来るまでレストハウスで休んでしまいます。
トイレに行っている間にジョンコナー隊長はすでに始めている。

ガマが鎮座する。

つくば駅に着いて、今朝このバス停で決めた下山後のお楽しみ、串揚げ屋さんに真っ直ぐ吸い込まれていく。
久しぶりのサクサクの串揚げと止まらないビール。帰りの電車も1時間ちょっとというのもあり、日曜日であることをすっかり忘れて飲み過ぎる。
控えた割には結局、月曜日は使い物にならず。

近くてお手軽。いつでも来れて、一等三角点を持つ日本百名山。日曜日の山、筑波山。

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