あさがや今昔物語【3】「◯◯街よ永遠に」②
★この記事は、フリーペーパー「浪漫社通信」のために書いた記事をネットで読み直せるように載せたものです。
【あさがや今昔物語】【3】
「◯◯街よ永遠に」②
前回「◯◯街よ永遠に」というタイトルの文章を書いたら、第2号発行の翌日にいきなり「永遠ではない」という現実を叩きつけられてしまいました。
ゴールド街跡地に作っている建物が「ビーンズ阿佐ヶ谷」という商業施設になることがわかったのです。
ビーンズとは…!?何故にビーンズ…?ア◯レやセ◯オにはなりませんでしたが、予想を上回るネーミングでした…ビーンズ……。
そしてもう皆さんもご存知かもしれませんが、驚いたことにビーンズになるのはゴールド街だけではなく、ダイヤ街も、改札前のディラも、三つの商業施設がすべて「ビーンズ阿佐ヶ谷」になるのです。これは困った。約50年の間阿佐ヶ谷の人々が慣れ親しんだ「ダイヤ街」「ゴールド街」という名前がなくなるのもショックなのですが、三つともビーンズでは、お店の場所を説明する時などに以前なら「ダイヤ街の一階の…」とか言えたのに、それができなくなります。
実は三つのビーンズはそれぞれ「ビーンズてくて」「ビーンズプラス」「ビーンズくるく」という名前らしいのですが(笑)たぶん誰も使わないことでしょう、永遠にダイヤ街、ゴールド街って言いますね。
旧ゴールド街にあった、昭和から時が止まったような飲食店はビーンズには戻れないようです(今回は書きませんが、JRとの間で色々あったのです。そのことについてママと話したいお客様!お待ちしております!!)
とにかくこれからもダイヤ街、ゴールド街とみんなで呼び続けていきましょう。私は吉祥寺のア◯レも「ロンロン」と呼び続けていますよ。
【追記】
人間の慣れとは恐ろしいもので、あれから2年ほど経った今、いつの間にか私もビーンズと呼んでいます。実に恐ろしい…。
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